素直に生きる

ニュースで、大手企業の内定式の模様が流れていました。

早いもので、今年度も半分が過ぎました。

人は区切りのとき、新たに誓いを立てるのが好きです。

過去を振り返り、その反省に立ち、これからの未来の展開に思いを致します。

10月1日も、年度後半のスタートとして区切りの1日の一つと思います。

昨日は、いつもより早く就寝したので、午前1時に目覚め、そのまま事務所に出向いて、

メールを読んだり、愛読書に目を通したり、NHKの「ラジオ深夜便」を聞いたりしています。

松下幸之助さんの「道をひらく」(PHP研究所)の【素直】について、なかなか含蓄あるお話しが書かれています。

逆境は尊い。しかしまた順境も尊い。

要は逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯に素直に生きることである。

謙虚の心を忘れぬことである。

素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚れ(うぬぼれ)を生む。

逆境、順境そのいずれをも問わぬ。それはその人に与えられた一つの運命である。

ただその境涯に素直に生きるのがよい。

素直さは人を強くし正しく聡明にする。逆境に素直に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、

その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。

そうなのです。【素直】は、現在の私が一番心すべき言葉なのです。

小林 博重

三つ子の魂百まで

「三つ子の魂百まで」
これは、3歳ごろまでに受けた教育によって形成された性質・性格は、100歳になっても根底は変わらない、という日本で古くから伝わる諺です。

私は、家庭の事情で父方の祖父母に育てられました。すなわち、祖父母が育ての親であり、「一般的な家族の祖父母」とは全く違う肉親の関係でした。

例えば、祖父は、私が中学生時代、受験勉強で部屋で勉強に勤しんでいるときは、夜中まで私の部屋で、2個の胡桃を磨いていました。そして、私には「ぼぅ(私の呼び名。坊や)、玉磨かざれば光なし、だぞ。この胡桃も磨き続ければ、眩しく光る宝物になる。ぼぅも、自分を磨いて、お国に尽くす立派な人間にならんといかん」と毎日、日露戦争での二百三高地での闘いや、ロシアに奪われた軍旗を取り戻し金鵄勲章を授かった話を、繰り返し話してくれました。

私は、そのためか、幼心に、「東大に入ってお国のために尽くす人間になる」と心に刷り込んでいたと思います。また、この胡桃は、私の何よりも大切な宝物です。

また、祖母は、「東大に入いらんでもいいんよ。そんなことよりも、嘘をつく人間になるな。人に後ろ指を指される人間になるな。貧しくても真っ直ぐな人生を歩くんだよ。」と、祖父とは違う観点から、私を教育してくれました。

私は、祖母の教えを素直に聴き、「立派な人間になろう」と心底から思ったことを思い出します。

現在、私は孫たちとは別々に暮らしていますが、私も祖父母と同じく、孫たちが「立派な人間」になってほしい、と思います。
彼らたちに、「君たちのおじいさんは、堂々たる立派な日本人だった。」と思ってもらえるよう、日々、精進していきたいと切望するものです。

小林 博重

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相手の価値観を尊ぶ

自身の人生を振り返ってみると、大勢を占める方々とは価値観が違うところがあるのではないかと思うことが間々あります。

若いときは、自身の生き方に拘り、人にもその価値観を強要するようなところがあったのではないか、大人気ない人間であったと振り返って反省することしきりです。

OUEN Japanを立ち上げたのは、私しかできないという自尊心があったのではないかと思いますが、それは私の価値観への拘りであり、人さまはもっとポピュラーな価値観をお持ちなのです。

そのギャップをつくづく感じます。
しかし、相手の価値観を否定したところで、全く前向きな話にはなりません。

相手の価値観を尊重し、相手の立場に立って、乗り越えなければならないハンディをクリアしていかなければなりません。

人は気付きを得て、成長していくものですね。

小林 博重

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「素直な心と人間の成長」について思う

今日午前の福岡市でのアポがドタキャンになり、午後一アポの小倉にJR快速にて向かうことにしました。

博多〜小倉間は、新幹線では16〜17分なのですが、快速では1時間5分かかります。急ぐ旅ではないので、在来線も悪くないと、15駅の停車を楽しむことにしました。

物事は考え様ですが、もっと前向きに考えることが幸せに近づくような気がします。

それは、自らに降り掛かる出来事は必然であり、天がそのように仕向けてくださったのだ、と思うことです。

人生は一回しかありませんから、同時に二つの道を歩くことはできません。与えられた道をありがたく受け止めて、前向きに、真っ直ぐに、全力で歩むことが、幸せへの最短距離なのではないでしょうか。

ちょっとしたことでも、人生を考えるヒントになり、豊かな人間関係を構築できるのではないか、と思います。

幼な子の心を持って生きることは、松下幸之助さんが仰っている「素直な心」の原点と思いますが、そのなかに、天道に沿った「人間の成長」がなければなりません。

私も遅ればせながら少しづつ成長していると、心穏やかにJR快速に乗車しながら、そんなことを考えました。

小林 博重

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孫に、我が志を伝えたい

「OUEN塾in福岡」は、
(1)福岡で学ぶ日本人大学生・来日留学生の交流推進を通しての、グローバル・グローカル人財の育成
(2)彼らの多くが、九州・福岡に一層親しみを抱き、福岡に根を張ることによる地域活性化
を目的としています。

想いを伝えることは、地道な活動であり、時間がかかることですが、焦ることなく、ぶれることなく、努力していきたいと思います。

福岡での活動は、昨日・本日と企業訪問を終え、明日の北九州訪問を残すのみとなりました。

福岡の美味と美酒を味わいながら、熊本にいる孫のことが頭をよぎります。そして、酒の勢いか、自らの残りの人生に思いを致します。

私の生きた証を孫に伝えたい。想いを引き継いでほしいと切に思います。私の能力では、財産といえるものを残すことができるとは思えませんが、私の生き様が最高の財産だ、と思ってくれる、そんな人生の王道を歩いていきたいと、心から思います。

そんなことを考えながら、明日も頑張ろう、と思います。

孝樹君、君も頑張れ‼︎

小林 博重

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柳生家の家訓

柳生家の家訓
[小才は、縁に会って縁に気づかず。中才は、縁に気づいて縁を生かさず。大才は、袖振り合う縁をも生かす。]

昨日、西鉄グランドホテルで、住友生命九州総合法人部主催の異業種交流会が開催され、参加しました。
そのおり、住友生命村主(すぐる)常務がご自身の出身地である奈良県柳生の「柳生家の家訓」のお話しをされました。

当に、その通りと思います。

人との出会いを掛け替えのないご縁に成長させるには、「人さまのお蔭で今の自分がある」との善意の思いが不可欠です。

Mapの成長は、「小林博重が大才として大きく成長し、人さまのお役に立つご縁をつなぐ」ことに掛っていると思います。

マッチングのプロフェッショナルとして、生涯に亙り人間修養を積まなければならないと、改めて感じました。

小林 博重

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人さまに感謝すること、人さまに感動を与えること

MapやOUEN Japanの成功は、私独りで達成できません。
私のミッション達成には、「関わってくださる数多の皆さんの支えが不可欠な要素である」と深く認識しています。
また、これが何にも増して重要な要素なのですが、それは、「私自身の経営者としての姿勢」です。全て起こったことは私のせい、という「自分自身を厳しく律する」人生哲学です。

ようやく、MapとOUEN Japanは、遅まきながら上昇気流に乗ろうとしています。

パートナーとして共に歩んでくださる皆さんに深く感謝します。

そして、私のサポートを期待していただいている皆さんに対し、期待以上のパフォーマンスを挙げることで、皆さんに感動を与えることができるよう、脳みそに汗を掻きながら、創意工夫を重ね、仕事をしていきたいと思います。

そして、いつも謙虚な心を忘れずに‼︎

羽田〜福岡行きの機中にて

小林 博重

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明らめて諦めない生き方をする

明日から2泊3日の福岡出張です。

『OUEN塾in福岡』イベントのため、福岡の企業を訪問します。

OUEN Japanの『OUEN塾』には、いろいろな目的があります。

日本人大学生と来日留学生の学生同士の交流や、

地域コミュニティや企業(経営者や経営幹部、社員の皆さん)との交流。

学生がスムーズに社会人として巣立っていくための、大学では学ばないセミナー等。

特に、『OUEN塾in福岡』等の地方でのOUEN塾は、地域活性化の意味合いが大きく加わります。

それは、学生が元気になって、地域や企業が元気になる。延いては、日本を皆で元気にすることです。

大学、自治体、経済団体、地元企業、支店企業等に、

その意義をご理解いただき、想いを伝え、想いを揃え、熱い想いで関わっていただくには、

熱意だけではなかなか難しいものがあります。

福岡では、1年半の福岡出張を経て、ようやく水面下から頭を出したところです。

もう一息どころか、これからが本番です。

同様に、関西や、私の故郷・石川金沢での『OUEN塾』も実施したいと思っています。

ネバーギブアップ!!!

忍耐する強さは、私には、あまり持ち合わせていないものですが、

これが我が天命であり天職であると思えば、決して諦めることはしない、と誓います!!!

しかし、「あきらめる」という言葉は、もともとは「明らめる」と書き、

「物ごとの道理、真理を明らかにすること」という意味だとか。

そうであれば、ありのままの現実を受け入れる勇気をもち、迷いを払拭して、「あきらめる」ことが大切なのでしょう。

明らめて諦めない生き方をする

禅問答のようですが、ネバーギブアップとは、そんなことなのではないでしょうか。

小林博重

MY保険パートナーズ

本日、MY保険パートナーズ顧問の永田健士さんがご来社されました。

私が50歳を過ぎて求職活動をしているおり、永田さんに拾っていただき、

私は、ようやく、明治安田生命の生命保険エージェントになることができました。

永田さんは、面接官が皆、「東大を出た50過ぎの男が、東大卒と言うプライドを捨てて生命保険営業が務まるか」と、

不採用の烙印を押したところ、「小林さん、やってみなはれ」と温かい言葉で採用していただいた命の恩人です。

しかし、私は、3年後、明治安田生命の皆さんに大変お世話になりながらも、

「私にしかできない天職を全うしたい」と、我儘を通して退職しました。

この優秀なエージェントの集団は、今は、明治安田生命から独立し、「MY保険パートナーズ」となり、

生損保代理店として業界トップクラスだとか。かつての同僚たちは、皆お元気でご活躍の由。懐かしい限りです。

これからは、Mapは、コラボ先に入れることを忘れていた「MY保険パートナーズ」を加え、

Mapのビジネスコラボレーションサポートを、一層厚みのあるものにしたいと思います。

小林 博重

成功は運のせいだ、失敗は自分のせいだ

フリーエージェントになって、生活パターンは、サラリーマンのときと大きく変わりました。

基本的に、平常は、就寝午後9時、起床は午前3〜5時です。

午前1時に目が覚め、眠れないときがありますが、そのときは無理に眠ろうとせず、

起きて事務所(自宅から徒歩2分)で仕事なり読書をすることにしています。

今朝は3時に目が覚めました。事務所でベストセラーの『鋼のメンタル』(百田尚樹著)を読み始めました。

タフネスな人間にならないと生き抜いていけませんから、何かヒントを得ることができたら、という思いです。

松下幸之助さんの愛読書にも目を通しました。

物事がうまくいったときは、「これは運がよかったのだ」と考え、

うまくいかなかったときは、「その原因は自分にある」と考えるようにしてきた。

つまり、成功は運のせいだ、失敗は自分のせいだということである。

『ビジョナリ―カンパニー』にも、同様のフレーズがありますね。

うまくいったときには窓の外を見て、失敗したときには鏡を見て自分のどこが足りなかったかを反省する。

かくして、経営者は自己に極めて厳しくあるべきなのです。

小林 博重