今年は天候に恵まれたGWだ。GW最後のこの土日は雨模様のようだが、連休疲れを取るにはちょうど良いだろう。そして、GW明け、8日から、新しい人生の闘いがスタートする。
昨日もウォーキングで汗を流した。昨日のコースは皇居一周。
青山から三宅坂まで青山通りを進み、皇居を逆時計回りで半蔵門まで。半蔵門から麹町大通りを通って、赤坂見附まで。赤坂見附から青山通りを外苑前まで、19千歩強。3日間、よく歩いた。
18時から経堂のエステサロン楊梅桃李で全身マッサージだった。
楊梅桃李には月1回の頻度で通っている。70歳にもなると身体の回復力が劣ってくるのだろう。心身の健康が何よりの幸せであるから、そのためにはこのような心身のメンテナンスが不可欠だ。若い時のメンテナンスとは一味も二味も違う。決して贅沢なことではない。第二生を悔いなく送るためにも、このメンテナンスは毎月継続していこうと思う。
ウォーキングをしながら、稲盛さんが仰る「自力と他力」について考えた。
そして、事務所に戻って稲盛塾長講話集を取り出して再読した。
「一つの『自力』と二つの『他力』」と題した盛和塾ニューヨークでの塾長例会講話だ。
経営の成功のためには「一つの『自力』と二つの『他力』」が不可欠だと仰る。経営と人生はイコールだから、人生にもこの三つの力が不可欠だ。
一つ目は『自力』だ。
兎に角、自分に力がなければお話しにならない。その力は誰にも負けない努力で培ってきた「誰にも負けない『得手』」だ。
その『得手』を持っていないと人さまに頼ってばかりになって、そんな人を誰も援けてはくれないだろう。成功=幸せになるためには、誰にも負けない『得手』を持って人のために尽くすことなのだ。
二つ目と三つ目は、『他力』だ。
第一の『他力』は、志を同じくするパートナーの力だ。そのパートナーも「誰にも負けない『得手』」を持っている人でなければならない。自力と自力が、力を寄せ合って、誰にも負けない力になる。
第二の『他力』は宇宙の力、自然の力だ。善因善果、悪因悪果。因果応報の世界だ。
無限の宇宙の歴史を考えると、宇宙には「全て良かれかし」と言う不滅の大きな流れが滔々と流れているとしか思えない。
朝が来て、夜が来る。そしてまた朝が来る。そして、その宇宙の大きな唸りの中に、人間のみならず生きとし生けるものは生を全うして生きている。 その宇宙の大流に沿って生きることで、人間は幸せな人生を送ることができる。
そのビジネスは宇宙の大流に沿ったものであるか、そのビジネスには大義があるか。世のため人のためのビジネスなのか。
そうであれば、宇宙は、自然は、こちらに味方をしてくれる。それは、善因善果、因果応報の道理であろう。
この三つの力が勢揃いすることで、ビジネスは成功する。
人間は幸せになることができる。
全て『想い』が人生を決める。
善き『想い』があって、「幸せ」は近づいてくる。
不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)