パートナーシップを大切にする。

人間は【PASSION】で生きている。【PASSION】は「情熱」であり「想い」だ。
心が熱くなってこそ、生きていることを実感する。生まれてきた意味を自覚し、与えられた使命(MISSION)を果たそうと思う。

稲盛和夫さんは『成功への情熱』で、「経営の大切な7つの要素」をPASSIONのアルファベットで述べている。

P=PROFIT(利益)
A=AMBITION(願望)
S=SINCEPITY(誠実さ)
S=STRENGTH(真の強さ)
I=INNOVATION(創意工夫)
O=OPTIMISM(積極思考)
N=NEVER GIVE UP(決してあきらめないこと)

情熱がなければ経営は成功しない。想い続けることで夢は必ず叶えることができる。
成功とは幸せだ。心が豊かになり、幸せになることだ。

オールラウンダーならぬ人間は、全エネルギーを注ぎ込み、その想い(情熱)を仲間たちに語り続けることで、その熱が仲間たちに伝導する。そして、一致団結した仲間たちとの強いチームができることで夢を追い続けることができ、必ずや、その夢に到達することができる。

真っ直ぐに生きろ!
熱くなれ!

第二生で、そんな「燃える、炎える心」を持って生きていくことができるだろうかと思っていた。
生まれ変わったとは言っても、決して70歳の年齢は若返るわけではない。

勿論、一人では戦うことに限りがある。「匹夫の勇」ではどうしようもない。
そんな時、真っ直ぐ、熱い熱を持った若者たちが私の前に現れた。

老若男女、それぞれの得手を持ち寄り、謙虚に自らをわきまえ、己の凹みを埋めてくれる凸と強いパートナーシップを組むことによって、その団結はベストバランスの「丸い理想の球形」になる。

私は老であり、男だ。若者と女性とのパートナーシップが私の素晴らしい第二生をつくってくれる。
そのことに深く感謝し、謙虚さを忘れることなく、人生を生きていこうと思う。

不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)