志高い若者たちを応援する。

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20〜21日はFloraのアンナさん(CEO)と東京の企業訪問だ。直と間を含め10社の企業との接触をする。
アンナの流暢な日本語でのプレゼンを聞き、私は門前の小僧になった。

昨夜は、西櫻亭伊勢丹新宿で、大学同期の坪内さん(元NTT docomo副社長)とアンナさん、髙田君(Flora COO、中央大学3年生)と会食した。途中から西櫻亭副社長の安藤裕美さんも加わり、和気藹々とした会話に花が咲いた。

アンナのバイタリティは群を抜いている。
ウクライナから京大法学部に入学し、ビジネスの道に進みたいと思いアメリカに短期留学した。
そして、日本に帰り、京都でベンチャービジネスを立ち上げた。
まだ26歳の若い女性だ。
その志は、まず日本を拠点にして世界に打って出る。今は、その拠点を確固とするため八面六臂でオールラウンドに頑張っている。その意気やよし。 私はアンナの応援団長として、私ができるところを精一杯サポートしたいと思う。
その志の高さ、熱い情熱、ネバーギブアップ精神、ビジネスセンス、人間性等、トータルの魅力で私は彼女を応援したくなる。
そして、COOの髙田君をはじめとした仲間たちが彼女を支えている。

ウクライナ人のアンナが日本から世界に打って出る。
ワクワクする迫力がある。人形のような若い女性にどうしてこんな迫力が備わっているのか、私はただただ脱帽でしかない。

私と彼らの歳の差は半世紀近い。坪内さんは「私たちは化石だ」と言う。
私は昭和27年生まれだ。
東大応援部は戦後創設された。昭和23年卒の先輩たちが初代になる。私は昭和50年卒だから、初代の先輩たちは私より27年歳上になる。私が現役の時は彼らは雲の上、神様のような存在だった。その彼らとの歳の差よりも、私とFloraの経営陣との歳の差はその倍近い。戦後生まれの私からすれば明治生まれの先輩たちとビジネスをする感覚だ。想像もできない。しかし、それは、お互いに刺激的なことだろうと思う。私も彼らの息吹に触れて若返る。若者のピュアさを存分に吸収させてもらう。 若者のピュアさと老人のピュアさが合わさって得もいわれぬ深く澄み渡ったピュアな水になるのだ。
私は70歳の老人らしく、素直な心で私が持っている財産を惜しげなく彼らに提供したいと思う。

『人生意気に感ず』
人生意気に感じたら、ビクともせずに風に立ち、ただ前を向いて行動するのみだ。
その行動が、私を支えてくださる皆さんのためにもなることなのだ。

一つの小粒の石が水面に落ちて、その輪を広げていく。私はそんな小粒の石になりたいと思う。

不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)

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