河村会長の通夜に参列して、松下幸之助さんの『経営に成功する原則』を思う。
経営は人生そのものだ。人生という経営に成功するには3つの条件がある。
第一の絶対条件は、志であり、哲学であり、理念だ。それは高く美しいものでなければならない。堅固で揺らぐことがあってはならない。 第二の必要条件は、志を果たすために環境を整備することだ。志は独りでは果たすことができない。多くの同志の力を借りて共に戦うことだ。 そのため、彼らが生まれ持っている個性という能力をフルに発揮できるように環境を整備することだ。人を育てるとはそういうことではないか。 最後に付帯条件としての戦略・戦術だ。絶対条件や必要条件が揃っていても、付帯条件としての戦略と戦術を駆使することをしないと、経営=人生の成功はおぼつかない。
河村会長は私に何を託そうとされたのか。
私の生まれ持った個性をフルに生かしゼオライトを応援することで、彼女の志がこれから50年、100年企業として成長発展していくことを望まれたのだろう。
私は応援団長が一番性にあっており、その立ち位置が相応しい。
私は組織のトップになることができる人間ではないが、渦をつくることでその中心となって、その志を果たす応援団長になることはできる。 それは私の生業であるマッチングやコラボレーションサポートを超えた、もっと深奥に入り込んだサポートだ。
私は能力がなかったため経営者になることはできなかったが、心躍る人生のチャレンジをしたいと思って経営者を志向していたのではないか。
ゼオライトをコアに、OUEN Japanのミッションを果たすことだ。
それによって、今までよりもっと、厚みや重みや拡がりがあるマッチングやコラボレーションサポートができるのではないか。
そんなことを考えた。
もっと具体的に深掘りしてみよう。
不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)