自力と二つの他力

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今年もあと1カ月足らずになった。歳を取ったせいもあるのだろう。一年があっという間に過ぎる。
師走になると、喪中はがきが届く。今まで友人からのはがきは親御さんが亡くなったことで喪に服していると言うものだったが、今年は奥さんからのものが数通届いた。友人本人が亡くなったからだ。
同期だから皆70歳前後、古稀の歳だ。古稀とは「古来稀なる」ということだから亡くなっても何の不思議はないのだが今は人生100年時代だ。早すぎる。そんな感慨に浸ってしまう。 私のように生前葬&出陣式で生まれ変わるということは幸せなことなのだと感謝の念を強くする。

生まれ変わり、戒名が本名になったこともあるのだろう。「不動院重陽博愛居士」と言う戒名を毎日意識して生きている。
お不動さまに守られて生きている(不動院)。私の周りには陽のエネルギーを持った温かい心根の人たちが大勢集まってきてくださる(重陽)。その人たちに愛を広める(博愛)のが私に与えられたミッションなのだ。ありがたい戒名だ。 その戒名を少しずつ具現化することをしていこうと思う。

稲盛和夫さんは、経営=人生には自力と二つの他力があると仰る。
勿論、人生を幸せに生きるために必要な力の一つ目は、本人の力である「自力」だ。自分を磨いて、先ずは独立自尊だ。そして、人のために尽くすまでに力をつけることだ。 二つ目は、人の力、「他力」だ。全身全霊で支えてくれるパートナーを得ること、増やしていくことだ。
そして三つ目も他力だと。この他力は人の力ではなく「偉大なる宇宙の力、自然の力」だ。
この力があれば、幸運を得る、運命を好転させることができるのだと。

運命は変えることができる。善きことを思い、善きことを行えば、運命は良い方向に変わっていく。悪しきことを思い、悪しきことを行えば、運命は悪い方向へと変わっていく。善因善果、悪因悪果という因果の法則は厳然たる宇宙の真理だということだ。

昨日は、外出もせずに事務所でデスクワークをした。年末年始のアポイントを取るために電話とZOOMの一日だった。
この一年、多くの人との出会いがあったことを振り返り、何か自分が大海で波乗りをしているような気持ちになった。

波穏やかな平かな海では波乗りはできない。自らが何か行動を起こしてやっと波乗りができる。
自力で波をつくることだ。最初はさざなみかもしれないが、コツコツ地道に努力をすれば少しずつ波は大きくなってくる(自力)。
しかし、それにも限界がある。自分がつくった波からもっと大きな波に移ることだ。そのためにはどうしても人の力が必要なのだ。人の力を借りて、少し大きな波に移る(他力①)。 さらに、もっと大きな波に移るためにはどうしても宇宙の力、自然の力がなければならない(他力②)。
この他力②を「因果応報」「因果の法則」と言う。善きことを思い、善きことを行うことだ。

来年は、自力に二つの他力を加えることを具現化する年にしたいものだ。

不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)

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