「重陽の会」は賢女の雛祭り

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一泊でも出張すると、事務所にいないから二日分の事務処理が溜まってしまう。一匹狼だから、全て独りで処理しなければならない。 今朝は2時前に起きてそのまま事務所に出かけた。5時間は熟睡できたようだから、スッキリと一日のスタートを切ることができる。

昨夜、重陽の会のメンバーでありメル友の范蘭芳さんからメールをいただいた。昨日は旧暦の9月9日重陽の節句だと。重陽の節句は別名菊の節句と呼ばれる。新暦の9月9日はまだまだ夏の延長の中にあり、菊のイメージはない。 節句は旧暦でお祝いされてきた。秋めいてきた10月が旧暦の9月であり、今年の旧暦9月9日は10月4日で菊の節句というのは素直に納得できる。

中国では奇数のことを陽数といい、縁起がよいとされてきた。中でも最も大きな陽数の「9」が重なる9月9日を「重陽の節句」と決めて、無病息災や子孫繁栄を願って祝いの宴を開いたことが「重陽の節句」の起源だとか。

一方、陽数が重なると災いが起こり易く不吉だとも考えられており、よくないことが起きないようにと、9月9日には邪気を払う風習が根づいたとも言われているとか。 陽が重なるといいことばかりと思いきや、そうではないらしい。
よく考えたら「そういうことか」と納得した。

松下幸之助さんや稲盛和夫さんは、「調子がいい時こそ、謙虚にすることだ」と仰っている。調子がよくなると人間は驕りが出てくる。成功したのは自分に才能があるからだと思い、お世話になった人たちに対し感謝の念を持つことをしなくなる。 陽数が重なる(調子がよくなる)と災いが起こり易くなるというのはそんな「人間の驕り」のことを意味しているのだろう。
逆境の時も順境の時も謙虚に感謝の心を持って事に処するべきだということだ。心したいものだ。

また、重陽の節句には、江戸時代に庶民の間から始まったとされる「後の雛(のちのひな)」の催しがあるらしい。
3月3日の雛祭り(上巳の節句)で飾った雛人形を、9月9日の重陽の節句で再び飾ることで長寿を願う意味を持つ風習だそうだ。

桃の節句は女の子の成長や幸福を願う節句だが、重陽の節句は大人の女性の健康や長寿を願う節句なんだとか。すなわち、重陽の節句は「大人の女性の雛祭り」なのだ。

私の誕生日の11月8日に、賢女の皆さんの会として「重陽の会」を催す。分かって「重陽」と命名したわけではないが、賢女の皆さんの会を「重陽の会」とするのは最も相応しい命名ということになる。期せずしてそうなったということは天のお導きだろう。

宇宙の大流に沿って生きることだ。そうすれば、全てのことは善き方向に進むものだ。

不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)

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