リーダーに必須なものは『利他の心』

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昨日(9.17)は、NPO 日露経済文化交流会の第2回セミナーを赤坂区民センター(コミュニティぷらざ)で開催した。

理事長の山辺美嗣さんは金沢大学附属高校の同期であり、東京大学の同窓生でもある。
そんなことで、山辺さんに「是非、副理事長に」と請われたことで副理事長を仰せつかっている。

昨今のロシアによるウクライナ侵略で日本も経済制裁を行なっており、現在はロシアとの関係は最悪な状況だ。
また、私が幼少の頃、頻繁に祖父から日露戦争のことを聞かされていた。加えて、ロシアは第二次世界大戦の日ソ中立条約を一方的に破棄し、未だに北方領土を占拠し続けている。 私にとってロシアは人非人の人たちの国であると、ロシアのイメージは悪印象のみしかない。

山辺さんから副理事長就任の要請があった時、どうすべきか迷ったが、「あの政府は問題でも、その国民は私と同じ血が通った人間なのだ」との思いでお引き受けした。もっとロシアのことを知らなければならないと思ったのだ。

セミナーは2部構成で、セミナー1は東北大学名誉教授(元副学長)の木島明博さんにお願いした。木島さんは私と同期の東北大学応援団長だ。海洋動物の生態研究の一環で、ロシア出張は22回に及んでいる。 そんなことで、木島さんが感じているロシアの人たちの人間性を中心にお話しいただいた。

セミナー2ではシベリア抑留遺族である酒井義雄さんと山辺理事長から、それぞれのお父上の抑留時代の話をお聞きした。

ロシアで亡くなった人、運良くロシアから帰国できた人。シベリア鉄道建設のため、牛馬のように日本人をこき使った。
その話を聞くと、この非人道的なロシアにどうして好印象を持つことができるだろうか。

ここでまた、ガンジーの箴言が頭を持ち上げてくる。
「弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは強さの証明だ」
では、私は弱い人間なのか。

早朝3時前に目覚め、この前視聴したばかりの関西TV「ザ・リーダー」稲盛和夫さんのYouTubeを再度視聴した。

人の上に立つリーダーの資質とは、一言で言ったら、それは何か?

稲盛さんはそれは「利他の心」だと仰る。思い遣りの心、恕の心だ。自分の利を追求するとともに他人の利に思いを致すことだと。これはビジネスの経営者のみに言えることではなく、広く、人生(=ビジネス)にも当てはまることだ。

政治の世界においても、国内・国際を問わず、特に国を預かるリーダーは、相手国を思い遣る「利他の心」が必須だと思う。

「自分自分」と自分が一番大事と思っている。しかし、本当に自分が一番大事ならば相手のことに思いを致すことが必須だ。
これは理想で、現実はそうではないと現実主義者は言うのだろうがそうではないだろう。そんな哲人政治家が現れてほしいものだ。

私は私の器量の中で最大限、「利他の心」「思い遣りの心」「恕の心」を持って、生涯に亙りビジネス=ボランティアを続けていきたいと思う。

PS.
稲盛さんはインタビューで奥様のことを聞かれて、穏やかなお顔で仰っていた。
「妻は実に思い遣りのある、優しい心根の女性です。それは素晴らしい人です。足を向けては眠れません」と、一度ならず仰っておられたのが印象的だった。 稲盛和夫さんは奥様あっての稲盛和夫さんなのだ。

私たち夫婦もそんな夫婦でありたいものだと強く思った。

不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)

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