竹本毅さんが中瀬幸子さんを事務所にお連れになった。
竹本さんは東大の3年後輩だ。まだ知り合って1年も経っていないが、なぜか気があって昔からの友人のようにザックバランにお付き合いさせていただいている。
彼は、顔が広く、そして、多くの友人知人を私に紹介してくださる。今回は私の娘のような若い素晴らしい経営者だ。
16時から事務所で打ち合わせして、17時過ぎに青山グランドホテル2階のKAWAKAMI-AN(川上庵)で美味しいお酒とつまみ、仕上げに長野の蕎麦を堪能した。
https://avinton.com/about/
中瀬さんは、日本(横浜市本社)に拠点を置くビジネスおよびITコンサルティング会社であるAvinton ジャパン(株)の代表取締役だ。資本金3.9億円、2020年売上20億円、従業員数129名(2021年5月末現在)。
ネットで、「Avintonジャパン中瀬幸子-社長メシ」を繰ると彼女の自己紹介が出ている。
富山県魚津市出身、1986生まれ(35歳)。大学時代は海外ボランティア、フィリピンでの活動で、日本が如何に豊かで恵まれているのかと気付かされたことが人生のターニングポイントだったのだと。
「社会を変えるにはボランティアではなくビジネスであり、雇用を創出していける仕事を確立し社会貢献したい」と高い志を持つようになったと(私も全く同感だ。私のOUEN塾のボランティアはOUEN Companyのビジネスマッチング、ビジネスコラボレーションがあってのことだ。私はボランティア=ビジネスと思っている。ビジネスがベースのボランティアでないとサスティナブルな社会貢献はできないと思う)。
「人は人のために生きる」
それが人が幸せになる最短距離なのだ。それを彼女は自ら淡々と実践している。素晴らしい!!!の一言に尽きる。
彼女は一人でこのビジネスを立ち上げたのだろうか。そんなことはない。多くの人たちのサポートがあってのことだろう。謙虚と感謝。35歳にして、その精神年齢は遥かに私を超えている。私は足下にも及ばない。頭が下がる。
それでいて、いや、それだからこそ、35歳でこのような会社を経営するまでになったのだろう。
誠実、真っ直ぐ、謙虚、偉ぶるところがない。そして、越中人らしい素朴さとガッツを持っている、実に魅力的な女性だ。正に、稲盛哲学の実践者と言えよう。
素直さが売りの私だ。私の子どものような若い彼女から学ぶことは多くある。素直に学ぼうと思う。
人のご縁が拡がるようにビジネスもWin Win Winで拡がっていく。タモリの「友だちの友だちは皆友だち」を実践していくことが、皆んなの幸せにつながるのだ。
不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)