応援の真髄

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私は、NPO OUEN Japan という日本人大学生&来日留学生の応援団として、彼らと主に日本の地方の中堅・中小企業との交流事業との交流を通じて、日本の地域創生をミッションにしている。 私は人が大好きなのだろう。人と人のつながりによって、地域創生は活性化すると確信している。

また、私が関わっているNPOに、日露経済文化交流会がある。このNPOの理事長は、金沢大学附属高校の同期である山辺美嗣さんであり、彼のたっての依頼があって、副理事長を仰せつかっている。

ロシアがウクライナを侵略して間もなく半年が経つ。世界の歴史は複雑怪奇であり、ロシアのみが悪人と言う単純なものではないだろうが、罪のないウクライナ人が戦火に晒されていることは、ロシアの独裁者プーチンならびにそれに付き従っている政権幹部が絶対的に悪者であることは疑いようがない。
人の生命は、どんな理由があるにしても地球よりも重いものだ。しかし、プーチンにこそ罪はあるが、ロシア国内に住むロシア人のみならず、ロシア以外の国に住むロシア人には何も罪はない。如何にプーチンへの支持率が80%以上であっても、ロシア人が人非人であると言うことではない。独裁政権はマスコミをどうにでも操ることができるからだ。 私たちは、”憎しロシア人”とワンパターンに思うことなく、この際もっとロシアを知ることから始めようではないか。それがこのNPOの目的でもある。

9月17日(土)に私の応援団同期の木島明博さんが講師になって「心優しいロシアの人々」と言うテーマでセミナーを実施する。会場は赤坂区民センター(赤坂コミュニティぷらざ)だ。

木島さんは、東北大学で教鞭を取っていた時、22回に亙りロシアに出張したとか。1991年(平成3年)にソビエト連邦が崩壊してロシア連邦が発足した翌年からロシアの各地の大学を訪問して学術交流をしたのだ。各地における学術交流のなかで、当然ながら人的交流がある。人的交流があってこそ、学術交流は意味深いものになる。

ノボシビルスク、ウラジオストック、ナホトカ、ハバロフスク、イルクーツク、ニジニノブゴロド、モスクワ、サンクトペテルブルク

私のロシアに対するイメージは決して良いものではない。
幼少の頃、祖父から教えられた日露戦争の惨劇から始まり、第二次世界大戦後半の満州や樺太でのロシア兵の理不尽な仕業、現在まで及ぶ北方領土問題、そして、今回のウクライナ侵略等々。
ロシア人はこれでも人間なのか、ロシア人は人非人だと心の中では、心の片隅ではそう思っている。心の片隅だと言っても、それは片隅には収まらない。人間として信じることができないのだから、その不信感が心の全てを覆っていると言ってもいいかもしれない。

しかし、ガンジーは言っている。
「弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ」と。

「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きる資格がない」とも言われる。

強くて優しい人間が、目指す人間の有り様と思うが、それには”許す”という人間の難題をクリアしなければならないのだ。私には今、その壁はあまりにも高い。

しかし、努力をしよう。木島さんの講演を聴き、何か心に刺さるものがあるかもしれない。

木島さんも私も”応援”で70年生きてきた。応援とは何か。応援とは「援けに応える」ことだ。
人のために生きることだ。弱い人間たちを応援することだ。

人間は性悪なのではない。人間は性善だが性弱なのだ。
私は「人間は性善だが性弱な動物のため、心が弱く悪に染まってしまう。心を強くすれば、悪は我が身から離れていき、自ずと善の心が擡げてくる」と思っている。

そして、応援団は決して右翼ではない。右翼や左翼という範疇ではなく、本当の応援とは愛なのだ。

今回の木島さんの講演には、何人かの応援団の仲間たちも参加してくれる。
“ロシア憎し”から”ロシア人もウクライナ人も全ての人間は仲間なのだ”ということだ。
彼らを応援することが、応援団卒である私たちのミッションなのだと思う。

不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)

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