久しぶりの心身統一合氣道会

サンデンタルクリニックの小山悠子理事長のご紹介で、4月から「心身統一合氣道会」に入会して合気道を始めた。
ちょうど外苑前の事務所から徒歩2分の青山会場(毎週金曜日19〜21時)に通っている。と言っても、4〜5月は前から入っていた出張、30年ぶりに発症した痛風や6月4日の生前葬&出陣式の準備で、2ヶ月でまだ2回しか通っていない。生前葬&出陣式が終わったら、きちんとスケジュールに入れて皆勤を目指そうと思う。

この「心身統一合氣道会」は日本のみならず世界で数万人の会員がいる国際的な合気道の団体だ。この団体の名称の合気道の「き」と言う漢字は「気」ではなく「氣」だ。気は四方八方出ているということで、使う字は「〆」ではなく「米」なのだ。

2時間の授業では、最初に「氣」と大きく書いてある旗に向かって挨拶をすることから始める。そして、みんなで「誦句集」を唱和する。昨日は、「六、リラックス」と「七、落ち着き」だった。

六、リラックス
徒に不要の神経を煩わし、毛細血管を収縮し、体内の不純物を除去する道をとざし、諸々の病いに苦しむのが世の常である。
リラックスこそ、不老長寿の妙薬である。事に臨んで動ぜず、常に春風駘蕩たる、真のリラックスの道を世の人々に知らしめよう。

七、落ち着き
物体の重みが、その落ち着く可き所、即ち、最下部に落ち着いた身体の状態を落ち着きという。
月来れば月映じ、鳥来れば鳥映ず。波静まった水面の如く、万物明らかに映ずる心の状態を落ち着きという。
人間は本来落ち着いているのが当たり前である。この理を悟ってこそ、真の落ち着きを得るのである。

まだ、2回しか通っていないが、この会の会長である藤平信一先生の著書を読んだ。
「広岡達朗 人生の答え」
「氣の呼吸」

合氣道は人生そのものだと実感する。合氣道での教えは人生を成功に至らしめる要諦だ。

相手と争わないこと。相手が何を考えているかを心で悟って、相手のしたいままをさせ、相手が自然に悟るように仕向けることだ。
これは人間修行を極めなければ並大抵でできることではない。しかし、それを目指すことで人生は成功に至るのだ。

実際、先生の指導通りに従ってやってみると、相手に負けまいと力を入れるよりも、こちらが自然体にすることで、相手の力を活かして、抵抗せず、相手が自らの力で倒れるように仕向ける。その方がコスパは高く、こちらのエネルギーは消耗が少ない。これが人生成功の鉄則だと実感する。

今までの人生で、どれだけ気張って相手を倒そうとしてきたか。相手に負けまいと争いをしてきたことか。
人間関係を悪くしてきたのは、私が相手のことを分かろうとしなかったからだ。相手の心を分かろうとしたら、その相手がとんでもない食わせ物ということも分かったはずだ。それをせずに自分のことばかり思って行動していたのだ。

心身統一合氣道は、肉体の鍛錬のみならず精神の鍛錬にもなる。心身一如であり、心と身体は一体なのだから。

久しぶりの2時間の訓練で、昨夜はぐっすり眠ることができて、今朝は爽快に目覚めることができた。

ありがたや、ありがたや。
ありがたや、ありがたや。
(守屋浩の「ありがたや節」)

小林 博重