日経新聞夕刊(4.30)[くらしナビ]に「110歳超高齢者に学ぶ長寿」という記事が載っていた。
人生100年時代と言われるが、110歳以上の「スーパーセンチナリアン」の対総人口割合は90万人に1人なんだとか。
私はそれにチャレンジしようとしている。これはギネスブックものだ。
慶應義塾大学医学部・百寿総合研究センターの新井康通教授によると、「スーパーセンチナリアンの最大の特徴は、100歳時点でも日常生活の自立が保たれており、百寿者の中でも特に『健康寿命』が長いことにある」のだと。
一つ、
認知機能が保たれていること。
高齢になっても認知機能が保たれている人ほど長生きの可能性が高い。
二つ、
心臓血管病になりにくいこと。
心臓の働きが悪くなると腎臓の機能も低下する。また、糖尿病や高血圧が適切に治療されずに腎臓が弱ると、心臓にも負担がかかる。
三つ、
フレイルになるのが遅いこと。
✴︎フレイルとは加齢に伴い歩行速度が落ちたり、疲れやすくなったりするなどして体が弱り、外出する気力も低下して心身の活力が衰えた状態のこと。
また、寿命に対する遺伝の影響は25%ほどで、75%は環境によるものだとか。
若い頃から学ぶ姿勢を持ち、社会に出てからも仕事で頭を働かせる習慣がある人は、認知機能が低下しにくくなる可能性が高い。
すなわち、長生きは後天的要因が大きいのだ。
①認知機能を低下させないこと
②血管を老化させないこと
③フレイルにならないこと
自分自身を振り返ってみる。
定期的なウォーキングや合氣道で身体活動を多くすることを心がけていることは長生きのためにはvery goodだろう。
さらに、OUEN Japanのビジネスマッチングとボランティアで「世のため人のため」と思って働くことで、心身一如、心身は一層、健康になる。
食事の面では、もう少し意識する必要があるだろう。
DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)を摂取することを心がけよう。そして、タンパク質の適度な摂取も重要だ。 ✴︎DHAは、脳や神経組織の機能を高める働きがある。EPAは 、血栓をできにくくする血液サラサラ成分。いずれもサバやイワシなどの青魚に多く含まれる。
若い時は特に意識することもなく人生を謳歌することができた。無意注意で自動車を運転することができるようなものだ。
しかし、70歳以上の第ニの生ではそういうわけにはいかない。人一倍、心身のメンテナンスが必要だ。絶えず、全てのことに意を持って事に当たる「有意注意」でなければならない。
ふと浮かんだアイディアは、すぐ紙に書いておくことだ。すぐ、あれは何だったかなと忘れてしまう。ウォーキングする時は絶えず紙とペンを持参することだ。
昨日、補聴器の性能は全く問題がなかったとビックカメラから連絡があった。音の調整をしてもらって、早速、耳に装着した。
快適さを回復し、耳から新しい人生がスタートした気分だ。
体力の老化をそのまま受け入れることだ。まだまだ若いと見栄を張ってもいいことは何もない。何事も素直が一番だ。
この歳になってできないことは信頼できる「できる人」に頼むことだ。
努力して独りでできるようになることもいいと思うが、私はその道を選ばない。
信頼できる「できる人たち」が私の周りにたくさんいるからだ。コスパを考えて、「無理はよそうぜ。身体に悪い」ということだ。
それくらい年の功で賢くなった。
独りでできることよりも皆んなでできることはずっと大きいのだから。そのほうが皆んなが喜ぶこと、皆んなの幸せになるのだからと思う。
くだらない、全く意味のない自尊心なんかくそくらえだ。