争わざるの理

投稿者:

人と人との間を取り持つことを生業としていると、自ずから「人の人間性について洞察が深く」なるようになる。一般的に何でもないことでやり過ごすことが、私にはとても重要なことのように思うのだ。

それは全ての人は自己中心的に生きているということだ。私もその一人ではあるが、私の自己中は、その極みを目指しているというところが違うと自己認識している。まだまだその入り口ではあるが、それを極めようと日々努力しているのだ。

どういうことか。
それは「利己の極みは利他である」ということだ。
利己と利他は両極端で、一番遠いところにあると思われているがさにあらず。
実は「利己の極みは利他」ということなのだ。殆どの人が中途半端な利己で生きているから、利他はえらい遠いところにあると思っているのだろうが、利己を極めれば利他になるのだ。利己と利他の関係は「ぐるっと廻る円」の関係なのだ。利己の行き着く先は利他ということになる。

小さな約束を破る人がいる。小さなことだから、大勢に影響はないようで、そのような人には肝心要な仕事を任せるわけにはいかない。
また、忙しさに託けてこちらがお願いした、これも小さなお願いを無視する人がいる。どうということはないようで、私はこのような人に仕事を任せようとは思わない。OUEN Companyの皆さんを紹介しようとは思わない。

ほんの些細な小さなことから人間性は垣間見えるのだ。
くわばらくわばら。

心身統一合氣道の教えの中に「争わざるの理」がある。
「真の成功の道は、争わざるの理、すなわち、平和への道と全く同一の道」と説いている。

全ての人が「顧客満足」「顧客感動」の精神を持ってビジネスをすれば、それは言うことはないが、そうでない人が少なからずいるのが現実である。 その人たちの中には「人が好い」善人もいる。その善人たちとそれなりの距離感を持って付き合っていくことだ。争ってもいいことは何もない。

齢70にして、第二の生を生きるにあたり、第一の生で学んだことを生かし、もっと「賢く生きる知恵」を身につけたいと思う。

小林 博重

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。