心身統一合氣道青山道場での初受講

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4月1日に心身統一合氣道会の無料講習を受けて、入会金を支払い会員になった。青山道場は毎週金曜日の19時から21時までの2時間が受講時間だ。 4月8日は石川県出張のため欠席し15日からと思っていたが、9日夕刻からの痛風の発作が出て15日も欠席とし、昨日の22日が入会初の稽古になった。

青山道場は私の事務所から徒歩約2分くらいの近さであるため、事務所で息子が使用していた柔道着に着替え出かけた。丸坊主で柔道着姿でポシェットを肩にかけて青山通り、外苑西通りを歩いていった。2分くらいだが、通行人は「変なおじさん」と思っただろう。息子たちからも「変なおじさん」と言われているから、地下鉄に乗車するわけでもなし、どうということはない。

当日の受講者は10人前後。狭い道場だからちょうどピッタリの人数だ。いつもこんなものなんだとか。入会者として皆さんに挨拶して、準備運動から始めた。

案の定、身体が硬い。平衡感覚が良くない。正座がまともにできない。痛風の痛みはないので、そのせいではない。10年以上前に起こしたアキレス腱断絶のせいか。 それもそうだが、私の運動音痴に加え、やはり古稀という年齢のせいが大きいのだろう。なにせ、受講者の中では私が1番の年寄りであり、初心者なのだ。

昇段の話もあったが、私には全くご縁がない。若い人たちの分野だ。
それと7割くらいが若い女性だ。合氣道は健康美に貢献するのだろうか。私も第二の生50年を生涯現役で通すために入会したのだ。 無理せず健康を維持するために、合氣道を続けようと思う。

入会の証に「誦句集」と心身統一合氣道会の藤平信一会長著書の文庫本「心を静める」〜大事な場面で実力を120%発揮する方法〜をいただいた。 そして、講習の初めに「誦句集」を唱和した。昨日は「座右の銘」だった。

1.座右の銘
万有を愛護し、万物を育成する天地の心を以て、我が心としよう。
心身を統一し、天地と一体となる事が我が修行の眼目である。

心身統一の四大原則
1.臍下の一点に心をしずめ統一する。
2.全身の力を完全に抜く。
3.身体の総ての部分の重みを、その最下部におく。
4.氣を出す。

唱和文面は22ある。その一つひとつに納得する。そのいくつか。

8.プラスの人生
絶対の天地は一つである。ここに二つの相反する作用が現れ、相対的世界が生じたのである。
これを東洋では陰陽の理といい、西洋ではプラス・マイナスという。
明るい活き活きとした人生をプラスといい、陰氣なじめじめした人生をマイナスという。以後一切のマイナスの観念を排除し、プラスの人生に邁進しよう。

10.争わざるの理
絶対的天地に争いはなく、相対的世界にのみ争いは生ず。
我れ、心身を統一して天地と一体となり、天地の理を実行するならば、人自ずから我れに従う。
生存競争、弱肉強食という勿れ。真の成功の道は、争わざるの理、即ち、平和への道と全く同一の道である。

14.不動心
真の不動心とは、動かざる心ではなく、あまりに動きが強く極小になって、動かざる状態に無限に近くなっていく状態、即ち、無限の動を含む静の状態である。 この極小になっていく無限の動きに総てを吸収し尽くして、初めて、万山崩るるとも動ぜざる不動心を得るのである。

20.陰徳
一を無限に縮小しても零にならぬ如く、一つの言動も、一旦発せられたる以上永久に消える事はない。
善因善果、悪因悪果となって、必ず我が身にかえる。
我が幸福、子孫の繁栄を願う前に、人の見ざる所、報いを求めざる所に善因を積まねばならぬ。これを陰徳という。
而して陰徳の最たるものは、天地の道に行じ、人を導いて行わしむる事である。

等々

合気道は武道であるが争いの武道ではない。人と氣を同じくして、宇宙の大流に沿い、逆らうことなく自然の流れの中で、人を導くことだ。力を抜くことだ。人に逆らわず人の流れを生かせば、自ずから相手と戦う力は不要になる。

この教えは、松下幸之助さんや稲盛和夫さんの教えと同一だ。
リーダーシップとは難しいようで実は天地宇宙の意思に沿う生き方の中にこそある。
その意味では実に単純明快なことなのだ。

小林 博重

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