伊能忠敬のような生涯現役を貫きたい。

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平成26年1月にOUEN Japanを立ち上げた。学生たちと企業の皆さんをつなぐNPOだ。そして、延いては、皆んなで一緒に、住み働き学ぶ地域を元気にする「地域創生」に貢献したいと思った。

個人会社を立ち上げたのが55歳だったが、NPOはそれから6年後の61歳だった。

伊能忠敬は55歳から17年の年月をかけて日本全国を測量し、正確な日本全図を完成させ、国土の正確な姿を明らかにした。そして73歳で天寿を全うした。 まさに生涯現役だ。晩年で一念発起して、得手を生かして使命を果たした。夢を見果てぬ夢で終わらせなかった。

伊能忠敬のような人生を送りたいと思う。
人生100年時代であるから、伊能忠敬の73歳は現代では100歳どころではない。120歳と言ってもおかしくないだろう。
私にはあと50年の人生があるのだと、老境に入ることなく、第二の生50年を駆け抜けたいと思う。

私が21年間お世話になった安田信託銀行の先輩に早坂宗さんがいらっしゃる。専務までお務めになった。彼は、冷静沈着でありながら心は太陽のように温かい。私が遠く及ぶことのない、尊敬する人だ。彼が人事部次長の時、私は部下として大変お世話になった。

私がOUEN Japanを立ち上げ活動を始めていた時、早坂さんに「小林にはNPOが一番合っている。やっと天職に巡り合ったな」と言われたことを忘れない。 この時、私は生涯現役で、伊能忠敬のような人生を送ろうと思ったものだ。

61歳で天職に巡り合ったのならば、人生100年時代ではあと39年と思ったものだ。しかし、暗中模索で霞の中だ。そんな思いの中で七転八倒しながら生きてきた。 ようやく古稀の声を聞く歳になって、少しずつ霧が晴れ、視界が明るくなってきた。このまま続ければ総天然色も間近だろう。

人生を一旦区切って「死して生きる」ことが、その使命を果たす最短距離なのではないか。それが生前葬と出陣式なのだ。

やっと巡り合った天職をあと半世紀続けることで、天が与えて下さった天命(ミッション)を果たそうと思う。

小林 博重

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