裕美ちゃんと七朋会同期でYouTube対談・座談会を行う⑵。

昨日のYouTube対談・座談会は実に楽しいひと時だった。

14時に撮影隊のank榎森さんと中島さん同行で渋谷の日欧フーズ事務所に裕美ちゃんを訪ねた。

1時間強の裕美ちゃんとの対談は、①二人の出会い

②安藤明さん(裕美ちゃんのお祖父様)や稲盛和夫さんのこと

③彼女が経営しているレストラン(西櫻亭と大安くらぶ)のこと

④彼女の生き方、人生のミッションのこと

⑤人間の幸せとは何か、人のために生きるとはどういうことか

等々、親子でもなかなかそのようなことは話さないだろうが、私は彼女であれば全く自然体でそのような『人生哲学』を語り合うことができる。こういう友人をソウルメイトというのだろう。あくまでも対等で嘘偽りのない関係だ。

15時半に、木島さんと楠原さんと木村さんがいらして、それから約3時間、裕美ちゃんのおもてなしで美味しいお酒と食事を堪能しながら、ザックバランに語り合った。

①国立七大学と七朋会のこと

②応援と人生のこと

旧帝大の運動部は毎年夏に「七大戦」と称して定期体育大会を開催する。応援団は勝敗は競わないが、母校の運動部を応援するために参加する。東大は京大との交流は盛んだが、他の5大学(北大、東北大、名大、阪大、九大)とは、この七大戦しか交流の機会がない。

一年の内、たった1週間の出会いや交流で、どうして一生を通じた交流が続くのだろうか。

それは「相手のことを思いやる」精神が応援にはあるからだ。そんな精神論を語り合い確認し合う。そして、後輩たちにもその素晴らしい出会いが続くように、私たちができることは何かを語り合う。

七朋会は私たち同期が言い出しっぺで創ったOB・OG会だ。毎年11月の最終土曜日に東大駒場の生協食堂で100名強が集い、各大学の校歌・学生歌、応援歌、旧制寮歌を高歌放吟する。学生時代の郷愁もあるが、それぞれの後半生を如何に青春の心意気で生き抜くか、そのためのエキスを体内に注入するためでもある。

人生如何に生きるべきか。

やはり、サミュエル・ウルマンの「青春」が全てではないか。そんな人生を生きたいものだ。

小林 博重

青春とは/サミュエル・ウルマン

青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。

優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、

怯懦(きょうだ)を却る(しりぞける)勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、

こういう様相を青春と言うのだ。

歳を重ねただけで人は老いない。

理想を失う時に初めて老いがくる。

歳月は皮膚の皺を増すが、情熱を失う時に精神は萎む。

苦悩や狐疑、不安、恐怖、失望、

こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。

 
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く、驚異への愛慕心、空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

人は信念と共に若く 、疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 、恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 、失望と共に老い朽ちる

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力と霊感を受ける限り、人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば

この時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。