人生は短く、そして長い。

月日が経つのが早い。今年ももう2ヶ月が過ぎ、今日から3月だ。冬は2月でおさらばしたようで、身体中に春の訪れを感じることができる。 人生も春夏秋冬。私の人生は今、秋の入り口というところか。あと50年、長い充実した秋を満喫して、冬なしで新たな旅立ちの春を迎えたいものだ。

「形から入って心に至る」という箴言は真実を突いている。ここのところ、毎朝の剃髪が日課になっているが、髪は人間の煩悩の象徴であり、髪を剃りながら前日に生えた煩悩を剃っている心持ちになる。毎朝の剃髪は前日の反省の時間なのだ。

今、民主主義の危機が叫ばれている。そして、世界は権威主義と民主主義の闘いの様相を呈している。では、民主主義の替わりに権威主義が置き換わることでいいのか。

「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対に腐敗する」と言われる。
また、チャーチルは言っている。
「民主主義は最悪の政治形態と言われてきた。他に試みられたあらゆる形態を除けば」と。

私たちは決してロシアや中国の権威主義をのさばらせてはいけないのだ。これは国家のことだけではない。全ての組織において絶対的権力者は不要なのだ。

今朝はOUEN Company のビジネスマッチングリストを整理した。月に2回、月初と月中に追加修正をしている。半年前から始めたのだが、成約に至ったもの、順調に推移してまもなく成約に至るもの、これからマッチングの進展があるだろうと思われるものから、不成立に終わったものまで、ピンキリで300件以上になっている。 これからも「友だちの友だちはみんな友だち」の真理からして、マッチングの件数は幾何級数的に増えてくるだろうと思う。
これは私の頭の中にだけあるものであり、極めて属人的なものだ。私の認知症防止の特効薬になっているが、永遠というわけにはいかない。誰も引き継ぐことはできないものだから、どうしたものかと思うところもある。

私の第二生は始まったばかりだ。その内、私の後継者は現れてくるだろうと淡い期待をしている。

小林 博重