隣国ロシアのこと

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昨日、赤坂コミュニティプラザににおいて行われた、NPO法人日ロ経済文化交流会のセミナー「ロシアのマーケットを知ろう」に参加した。 高校・大学同期の山辺美嗣さん(元通産省勤務、富山県議会議長)がこのNPOの理事・事務局長をしている関係で、私がセミナー会場を予約したことがご縁だ。

私は、ロシアと言えば日露戦争や北方領土くらいしかイメージできない。
また、昨今は、ウクライナ危機や北京冬季オリンピックのドーピング問題等で姦しい。全くいいイメージは持っていない。
OUEN塾の留学生にも福岡でいたことはいたがあまり印象はない。
また、学文協同組合の技能実習生ではシベリアの話があるが、まだ話程度だ。

とにかく、ロシアは、中国や韓国・北朝鮮と同様、近くて遠い隣国である(そんなことを考えると日本の近くて近い国はない。隣同士はいがみ合うものなのか。人間の性なのか。寂しいことだ)。

これは地政学的な問題であり、政治が絡むとどうしてもこうなる。歴史や文化が国を作っており、それぞれの国の教育がそうさせている。如何ともしがたい。

これらの国の人たちと政治の話はご法度だ。個人的にはいい関係であっても、こと政治や歴史の話題になると人間関係がギクシャクする。よって、そのような話は避けることになる。

国と国が仲良くなければ、その国の個人同士の人間関係は深いものにはならないのだろうか。そうではないだろう。
まずは個人があって、その個人同士が人間的な温かい関係を作ることが最初なのではないか。

来日している留学生は、みんな日本や日本人が好きな人たちだ。日本嫌いはわざわざ嫌いな日本には来ないだろう。
日本を好きな外国人と、本音で語り合うことから始めることだ。そして、温かい人間関係を構築することだ。
心が通っていないとステレオタイプでそれぞれの国の人たちに反応してしまう。

私はロシアのことは全く分かっていない。これもご縁だと思って、ロシアのことを勉強してみようと思った。

小林 博重

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