地域創生と信用金庫とOUEN Japan

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20日22時から放映された[NHKBS1スペシャル]の『金を貸すより知恵を出せ〜コロナ禍・老舗信用金庫の格闘〜』を試聴した。 過日、九州北部信用金庫協会の篠原専務から放映のご案内があった。加えて、先週末にはくさん信用金庫(石川県金沢市)の福井主任調査役からもご案内をいただいていた。
いつもは、19時過ぎには寝ているのだが、せっかくのご案内だったこともあり、昨日は18時前に床に就いて22時前には起きて視聴し、23時から二度寝するという、私には「離れ業」のようなことをした。しっかり視聴したことで、その趣旨をしっかりと脳裏に焼き付けることができた。

私=OUEN Japan は『地域創生』がミッションである。
その「地域創生の心」、「地域創生の主役」とそれを支える「最大のサポーターとしての主役」を間違えないことだ。
そして、その地域創生の主役たちを応援する脇役(黒子)が、OUEN Japanであり 、その地域以外のOUEN Company であり、OUEN塾に集う学生たちだということを決して忘れないことだ。 それがサスティナブルな地域創生になる。それによって、小林博重=OUEN Japanのミッションは達成することができる。

巣鴨信用金庫は今年が創立100年だとか。理事長はコロナ禍が始まった2020年4月に全職員向けに宣言したことは、「顧客開拓数や預貸金の目標を撤廃して、顧客の営業支援に信用金庫の持てる力を全力投球せよ」との今までの営業姿勢とは真逆の方針を打ち出した。いや、これは真逆であるとは言えないだろう。金融機関の本来あるべき姿を今ここでしっかりと確認し、そして、そのことを全員で行動に移していこうというトップリーダーの熱い想いがあっての宣言なのだ。

信用金庫は全国各地に地元密着金融機関として、都銀や地銀にはない地元住民とのアナログな接点を作っている。やはり、地域創生のコアとなる金融機関は信用金庫なのではないかと私は思う。それに信用金庫らしいデジタルの武器を提供することで「鬼に金棒」の如く、信用金庫を地域創生のコア金融機関にすることができる。

渋沢栄一、安田善次郎などの明治の金融人は「金融機関の本来の目的は、金融機関が日本経済の血液になることであり、それが志高い事業家への惜しみない応援である」ことを肝に銘じていたのだと思う。
彼らのような能力は待ち合わせていなくとも、金融人を志した人間として、その志は持っていたいものだ。私は金融人の失格者であるが、私なりの天から与えられた得手(能力と熱意)で、志高い事業家たちを応援したいと思う。

これからはwithコロナの時代である。私のミッションを形にするそのスタートは、九州北部(福岡・佐賀・長崎)であり、北陸(石川・富山)だ。まずは、この2つの地域の創生を少しでもサポートすることだ。

小林 博重

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