人生を生きる目的と健康と若さ

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「歳を取る」とはどういうことかと考える。それは、心、気持ちの問題ではないか。
勿論、生きとし生けるものは全て、同じように年齢を重ねていく。ある人が一年で、ある人が一ヶ月ということはない。また、人の年齢は若返ることはない。しかし、いつまでも若い人、以前会った時よりも若返って元気になっている人は、少ない頻度で存在する。私もその部類の人になりたいと思う。

昨夜、BS日テレの「歌謡プレミアム」(司会/赤坂泰彦さん・馬場典子さん)で、三沢あけみさんの特集を放映していた。
三沢さんは1945年生まれの76歳。「島のブルース」や「明日はお立か」のヒット曲で、彼女の若い頃は美人演歌歌手で鳴らした方だ。昨夜のテレビで拝見したが、全くお歳を召していない。肌の艶も若い時とはお変わりない。
勿論、女優であり歌手であるから、お肌のみならず体調には万全を期していらっしゃると思うが、藤田まことさんが彼女を評して「お化け」と言ったというのも頷ける。その大きい秘訣は「心の持ちよう」ではないかと思う。「人生を生きる」ことに関する考え方にあるのではないか。

私も人に「歳を感じさせない」と言われることが多い。お世辞もあるだろうが、自分でも同年代の人たちよりも若いと思う。
それは「人生を生きる考え方」にあると思っている。
「四六時中、仕事をしている」「いわゆる悠々人生を送っていない」「若い時より今のほうが仕事をしている」「人のお役に立っている喜びがある」等々。 現実に、妻と二人の生活だ。孫たちとは一緒ではない(私は、彼らとは動画で会っている)。自ずと、おじんくさくならない。

古稀と言うと、古来稀なる歳であり、一般的には現役を引退する歳である。大会社の社長に上り詰めた人でも、その歳では会長や相談役になって第一線を引いているだろう。 若い時以上に元気なのは政治家くらいか。この政治家も、今の政治家は自分が生き残ること、存在感を高めるために生きている人が多い。高潔な政治家はほとんどいない。

私はそんな人間になりたくない。そんな能力は待ち合わせていないし、そんな器用な生き方はできない。
生まれてきて、祖父母に教えられた「人間として真っ直ぐ生きる」ことを貫き通すことしかできない。人間を裏切る嘘はつけないのだ。 それが世を渡る真っ当な生き方なのだと思う。そして、それが「幸せへの最短距離」の生き方なのだと思う。

七転八倒、紆余曲折の第一生であったが、それをベースにして私の第ニ生は、私に与えられたミッション達成のため、高コスパで半世紀を生きていきたいと思う。 そのためには健康第一。健康は世のため人のために尽くす手段としてある。お金も同様だ。

人生の目的は「世のため人のために生きる」ことであることを決して忘れてはいけない。

小林 博重

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