昨日は日帰りの札幌出張だったが、雪の札幌は銀行の札幌勤務時代以来だ。約四半世紀前のことだ。ついこの前のことのように思う。それだけ思い出は強烈に心に残っている。
昨日の札幌は、思いの外、雪が少なかった。千歳に降りた時は穏やかな天候だったし、札幌に向かう車窓からは粉雪がちらついていたくらいだ。
札幌駅で昼食を摂り、14時訪問まで50分近く時間があったので、地下鉄に乗らずに札幌駅から大通りの道銀ビルまで、地下道を歩かず雪がちらつく南北道路を南下した。大通りまで約10分だ。懐かしい街並みに感慨は一入だ。私にとって、懐かしい思い出の景色はどんな観光名所より心が安堵する。
アビタシオンには、30分ほど早く着いた。松本さんは初対面だが、私の札幌時代の話(金融法人課長で信用金庫を担当して全道を廻っていたこと、札幌は家族と楽しく過ごした思い出の街だと思っていること等)やら、なぜOUEN Japanがビジネスマッチングを生業としているのか、OUEN Japanのミッションについても話題になって、いい出会いになったと思う。
仕事で全道を廻ったことで、その地へ家族旅行をした。まずは仕事ありきだった。こんなところも生涯現役で生きるのが私に相応しいということだろう。私は、それを心が貧しいとは思わない。
私の心情は、仕事とプライベートをダブルで楽しむという「グリコのおまけ」が心を豊かにする、一生を2度生きるという、何事も前向きに考えるところだ。その意味で、私は得な性格だなと思う。得は徳に通じる。私は「人徳のある人」でありたいと思う。
ANA機内でも、JR車内でも、空港の待ち時間でも、昨日はスプリットタイムがいくつもあったので、ブログを3回書いた。これが私の余暇であり、ブログを書いて心を整理するのが、私の余暇の使い方なのだ。 人によっては仕事ばかりの仕事人間と思われるかもしれないが、これが私の幸せの基準なのだから何を言われてもどうしようもない。
仕事は遊び。遊ぶように仕事をする。仕事を遊ぶということだ。
小林 博重