球形の人生を全うする。

投稿者:

出張最終日は、YouTube動画撮影だ。堺市の古民家を借りて、袴に着替えての新年のご挨拶だ。
年賀状のQRコードを読み取ると私が登場し、新年のご挨拶をするという、まさにアナログとデジタルの融合だ。
超アナログの私は、デジタルベンチャーのankと融合することによって、令和の現代に生まれ変わるのだ。ankは、私の凹んだところを埋めて、令和時代に球形として再生してくれる。 人間は一人では生きてはいけない。これは、「人間は、多くの人たちの支えがあってこそ生きていくことができる」ことを証明する典型的事例ではないか。
午後に私の本業である一つのビジネスマッチングを終え、旅の最後は、大阪に勤めている次男との会食だ。
次男が、会社の同僚が推薦する居酒屋「武者本町」を予約してくれた。ここの店主の実名が武者なのだと。武者は「たけし」と読む。こじんまりした拘りの居酒屋だ。海の幸が美味しい。
焼酎やウイスキーのボトルが沢山並んでいた。コロナで1年以上そのままのボトルも多いのだとか。国からの支援金をいただいて何とか生き延びているとの店主の話だ。
次男も近くに勤めていることだし、私も時々ankにお邪魔することになるだろうからと思って、焼酎のボトルを入れた。
次男とは2年半振りの再会だろうか。いつも孫たちの動画を送ってくれているので、そんなに会っていないという感覚はない。
最近、私の周りに起こっていることを話して、「人生とは何か」というテーマの話になる。
私は44歳で大企業を飛び出し、一匹狼で生きている。次男も数年もしたら、その歳になる。私は私、次男は次男。次男は決して私のような無謀なことはしないだろう。
人生、どんな道を選んで歩いていくか、人それぞれだ。私は一匹狼で後悔はしていない。次男も今の企業で会社人人生を全うしていくのだろう。 道はそれぞれだが、人生は自分の心に嘘をつかない人生を送ることだ。真っ直ぐ、一途に、堂々たる正道の人生を送ることだ。
反省ある人生であるべきだが、決して後悔する人生であってはいけない。
そして、話題は妻の話になった。次男にとってもたったひとりの最愛の母だ。
我儘息子のこの私を支えながら、3人の息子たちを命をかけて守って生きてきた健気な妻だ。妻のことは、息子たちも感謝と尊敬の念を持って大切に思っている。
私の第一の人生は、全く後悔のないものだったが、妻にはたくさんの心労をかけてきただろうと思う。その恩返しは、これからの第二の人生ですることになるのだろう。 第一生で凹んだところを、第二生でしっかりと埋めよう。
球形の人生こそ、私が目指すところだからだ。
小林 博重