根っこの大切さ

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文集『根っこ』が夢に出てきた。この文集は小学校3年の時、担任の高野源治先生の発案でみんなで作った文集だ。なぜか、その『根っこ』というネーミングが私には深く印象に残っている。
私は信託銀行に21年間勤めたが、信託銀行は根っこがない銀行だと思っていた。私は、信託銀行はどちらかと言えば B to Bビジネスがメインで、企業にとっても顧客にとっても、メイン銀行にはなっていないように感じていた。
信託銀行には「金融自由化が進展していくとメイン銀行でなければ生き残っていけない。信託銀行はメイン銀行を志向しなければならない」という危機感があったような気がする。 グループの都市銀行がメインで、信託銀行はサブだった。そして、金融自由化進展とともに信託銀行は「根っこ」を持った銀行を志向して生き残ろうとしたのだ。
「根っこ」があるとは、「哲学」を持つということでもある。人間は生きるために利を追求するが、もっと肝心なものがある。それは「生きる哲学」を持つということだ。その哲学は机上の空論ではなく、哲学を持つことは回り回って幸せに繋がり、それは利にも繋がっていくのだ。
文集『根っこ』から「生きる哲学」に飛んでしまったが、生きるということは「根っこ」が不可欠だということなのだ。
同じことで、OUEN塾も「根っこ」のあるイベントにしたいものだと思う。
オフラインOUEN塾は昨年2月の福岡・北九州を最後に開催できていない。オンラインOUEN塾も昨年9月に石川県で開催したのみだ。
OUEN塾は学生リーダーが中心に活動するため、学生たちがオンライン授業で学校に来ないコロナ禍では学生リーダーの募集はできず、OUEN塾活動は休眠せざるを得ない。 そんなわけで、今年はOUEN塾活動は全くできていない。オミクロン株拡大の不安はあるが、来年半ば以降はOUEN塾の再開ができるのではないかと期待している。
そして、来年のOUEN塾再開に当たって、コロナ前とは違うリニューアルOUEN塾を考えたい。
1.学生リーダー主体のOUEN塾にしたい。すなわち、学生リーダーが企画・運営するOUEN塾だ。
2.OUEN塾の目的は学生と企業との交流を通して、住み働く地域を知ることだが、その交流をアウフヘーベンしたい。すなわち、企業と協働して地域創生をサポートすることを考えたい。
勿論、コロナ前のOUEN塾の実績があったればこそ、リニューアルOUEN塾の成功がある。OUEN塾OBOGのバックアップが不可欠だ。
そして、キックオフとして、OUEN塾OBOGの新年会からリニューアルOUEN塾はスタートしたいと思う。
新年会は東京と福岡でそれぞれ開催したいと思う。東京は江崎卓君に、福岡は白水優衣さんにお願いして声かけしてもらっている。私の想いを伝えたいし、みんなのアイディアを聞きたいと思う。
OUEN Japanのベースは赤門鉄声会(東大応援部OBOG会)だ。同じ想いを持って大学時代に活動した繋がりは同時代に活動していなくともその共通の精神で繋がっている。OUEN塾もそのようなOBOG会にしたいと思う。
そして、OBOGが根っこを持った温かい心で繋がり合うことだ。仕事面でもプライベートの面でも援け合うことができればと思う。
彼らの成長を楽しみにしている。
小林 博重