山椒のような「小粒でもピリッと辛い」人たちの集まりを 目指す。

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私が政治家に絶望にも似た感覚を持つようになって久しい。経済人こそが世のため人のために尽くす人間だと思っている。
明日の選挙は棄権しようかとも思ったが、芸能人の皆さんが自主的に「皆んな、選挙に行こう」と呼びかけていることもあって、一日本国民として、投票という行為により何らかの意思表示を示すことが日本人の義務であると思い直し、投票することにする。
日経新聞朝刊の「教育岩盤」コーナーでは、中央官庁の人材供給源である東大で、霞が関を目指す若者が減少しており、2020年度合格者で東大出身は349人と1999年以来最少になったと書かれていた。
東大出身で元官僚の坂東真理子・昭和女子大学総長は「戦前と違い、今の受験エリートは『勉強するのは自分のため』と教えられて育ってきた。だから、ノブレス・オブリージュ(高貴さに伴う義務)や社会に恩返しする感覚がない」と言う。 しかし、果たしてそうだろか。坂東さんの仰ることは一部は正しいが一部は間違っている。
若者は官僚になることだけが公に尽くすことではないと思っている。果たして、公に尽くす志があって政治家や官僚になっている人はどれだけいるのだろうか。
私は若者たちと接していて、彼らは「人のために働く」意識を強く持っていることを感じる。
もし若者たちが公に尽くす志を持っていないというのなら、それは私たち大人が公に尽くす志を持って生きていないからではないのか。子どもは親の後ろ姿を見て育つ。
今日の昼、OUEN塾OGの近藤晴奈さんが私の事務所にいらした。彼女は福岡・北九州のOUEN塾リーダーだった。今年の新卒で、半年で転勤した。半年で転勤とはちょっとビックリだが、私は何よりも転勤の挨拶に来てくれたことを嬉しく思う。彼女は、花の東京で営業でバリバリやっていきたいのだと。抜擢されての東京なのだろう。 OUEN JapanとしてもOUEN Company のビジネスマッチングの中で何かお手伝いができないか考えたい。
産経新聞の「産経抄」に、プロ野球のヤクルトとオリックスのリーグ優勝のコメントがあった。
両チームとも、昨年一昨年とリーグ最下位のチームだ。それが今年は揃って優勝だ。誰も予想だにしなかっただろう。
昭和35年、前年まで6年連続リーグ最下位の大洋を日本一に導いた三原脩さんの戦法は「三原マジック」と呼ばれた。
選手個々の長所をつなぎ合わせて1+1を3にも4にもする。選手の調子の頂点を掴んで、試合にベストを出させる。「運と努力と実力に、人の和が理想的に結びついたのが今年の大洋」だと言った。
21世紀こそ「山椒は小粒でもピリッと辛い」「強みを寄せ集めて丸い球形をつくる」「緩やかでも強固な集団」が大を制する時代ではないか。
小林 博重