人間の幸せとは?

投稿者:

26日、福岡に日帰り出張をした。コロナ前は、毎月4泊5日で福岡に出張していたが、コロナ禍で様変わりになった。コロナは私たちの生活全般を変えてしまったのだ。しかし、この憎むべきコロナは、私にいろいろなことを気付かせてくれたことも事実だ。 「人間の原点に立ち戻る」という人間が正当な道を歩いて行く、行く道を間違えない、プリミティブな原理原則を気付かせてくれたのだ。
人間の幸せとは何だろうと思う。
私は銀行時代、7年半に亙り大卒の採用を担当していた。私が採用のメインの時もあり、人事企画担当で採用時にサブで応援していた時もある。 人が大好きな私としては、どちらかと言えば、主が肉体労働の採用が、主が頭脳労働である人事企画より性に合っていた。
私はあまり論理的思考ができる人間ではなく、感性派だ。当時の採用は、「採用担当者の人間性で勝負する」というアナログの極地だったから、私のような感性派にはピッタリだったのだろう。今はデジタルのウェイトが高くなっている。
私からすれば大企業の採用はきっと味も素っ気もないものなのだろう。特に大企業は、採用に限らず、全てがデジタル化されてきているだろう。私は大企業では時代遅れの人間なのだと思う。やはり、一匹狼が似合っている。
学生を採用する時、私はこの学生はどこまで出世するだろうかと考えて採用した。組織には2:6:2の法則があるから、ピンばかり採ったと思っても6になる人、あとの2になる人とばらけていく。そうとすれば、最初から2:6:2のバランスになるようにと採用していた。
その採用時から35年が経っている。そして、その当時の新人は退職の歳になっている。社長になった人もいれば役員もいる。子会社に出されている人もいる。当時の私の予想は半ばあたり、半ば外れだ。
私は思う。組織でトップになることが必ずしも幸せではないと。私も入社の時は社長になるつもりだった。それが、44歳で中途退職し、今は一匹狼の「フーテンの寅さん」。
しかし、フーテンの寅さんになって、価値観がガラッと変わった。組織で偉くなってもたかだか社長。社長はなんぼなものと思う。そこまで登り詰めたことには敬意は表するが、人間の幸せとはほとんど関係がないと思うようになった。
今の私が、一匹狼の私が幸せだ思う。それは私が一番活き活きと生きているからだ。それは一匹狼でそれなりに苦労して、生きる自信を持って生きているから、個性を活かし切っていると思うからだろう。しかし、誰にも私の真似をしろとは言えない。私の息子たちは私を反面教師にして、元気なサラリーマンを生きているが、私から見たら偉いと心から思う。私には決してできないことをしていると思う。「人の幸せはその人が決める」とあいだみつをさんは言っていたような。
添付は昨日福岡の日帰り出張をしたおり、九州北部信用金庫協会の篠原専務にいただいたトレシャツの写真だ。
篠原さんは戸畑高野球部で甲子園球児だ。だから図柄も野球グランドになっているが、福岡の地図をディフォルメしている。ホームベースが博多駅、一塁ベースが呉服町、二塁が天神、三塁が渡辺通、日航ホテルと全日空ホテルはホームベースの左右にバランスよく並んでいる。ピッチャーマウンドはキャナルシティだ。これで、福岡市の各拠点の位置がアバウト分かる。なかなかの作品だ。
私は今度は北九州市をディフォルメしてほしいとお願いした。なぜなら、OUEN塾は福岡市と北九州市の大学の大学生と留学生の応援イベントなのだ。OUEN塾の学生たちにこのトレシャツを着てもらおうと思うからだ。
私は石川県の出身で、能登や金沢の地域創生サポートをミッションとしているが、福岡市や北九州市は、私の第二のふるさととして、地域創生サポートをすることをミッションと考えている。 そんなわけで、私の第二の人生(秋と冬)は、少なくとも石川県と九州北部の地域創生サポートに全力投球したいと思っている。
小林 博重