自燃性と可燃性と不燃性の人間

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今日は日帰りの福岡出張だ。10月7日にも同様の出張をした。いつも福岡は4泊5日なのだが、コロナのせいで今までのような活動ができず、そのため連泊出張はなかなかできないでいる。コロナが落ち着いたら、福岡を中心とした九州北部の地域創生活動を本格化させたいと思っている。
今日の出張は(株)ナックスの顧問として、同社の鈴木さんが同行いただいて福岡のいくつかの企業を訪問する。訪問する企業はOUEN塾の協賛企業が中心であり、全てOUEN Company だ。
OUEN塾活動をスタートして5年以上が経つ。OUEN塾は学生たちと地元企業の交流イベントだが、人と人とのつながりは、自然と、一つのことから多方面に拡がっていく。企業の皆さんは地域創生の観点でOUEN Japanと関わっているとは思っていらっしゃらないと思うが、そうではない。そのように私が持っていくのだ。これが稲盛和夫さんが仰る「渦の中心になる」ということなのだと思う。
そのためにも、企業の本業を応援することからスタートすることがスムーズに企業の懐に入っていき、信頼を得ることになる。そんな迂遠と思われる活動をすることがポイントだと思う。
稲盛さんは「人間には、自燃性と可燃性と不燃性の3通りの人間がいる」と仰る。
自燃性は自らが燃える人間だ。その人間の心が火の玉のように燃えているのだ。そして、それが燎原の火の如く、周りの人を巻き込んでいく。私はこういう自燃性の人間を目指している。そして、仲間は自燃性の人間を中心にビジネスを展開していきたいと思う。
サラリーマンの中には1割くらいは自燃性の人がいるのではないか。上司とぶつかっても、これが正しいことだと思うと何とかして分かってもらおうと、そのために創意工夫をする。全てが通るわけではないが、そのチャレンジ精神、壁をぶち壊そうとする人間の迫力が信頼を得て魅力ある人間になる。
しかし、他の9割はそうではない。6〜7割は可燃性ではないかと思う。まだ不燃性でないだけいいが。
可燃性は人が火を付けなければ燃えない。それでもサラリーマンは出世する。下らない忖度をすることに長けるのだ。
どうしようもないのは不燃性の人間だ。水が身体中に染み込んでいるからいくら火を付けても燃えない。
組織は、このように3通りの人間の集まりだ。しかし、トップの人間性によってその比率は大きく変わるだろう。1:7:2→4:5:1くらいになれば素晴らしい組織になったと言える。 私はせっかちで、堪え性のない人間だから一匹狼が性に合っている。組織には馴染まないと思ったから、組織を抜け出した。
しかし、組織と付き合わなければ何もできないと思うから、組織の外野席で多くの組織と関わっている。私の得意技を活かすにはこれが一番いい。
小林 博重