夏の衣を脱ぎ捨てて、実りの秋をスタートする。

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会社とNPOのゴム印(住所と法人名と代表者名)が潰れて、紙に押しても字が読めなくなった。土曜日に日本橋丸善に出かけてそれぞれを注文した。1週間程度かかるそうだ。これも、第二生のスタートとして一つの区切りだ。
ついでに、本を3冊買い求めた。
⑴稲盛和夫一日一言〜運命を高める言葉〜(稲盛和夫著、致知出版社)
稲盛さんの箴言集だ。日々悩むことの連続だが、この箴言集の一言一言を心に刻んで生きることだ。
⑵増補版 90歳。何がめでたい(佐藤愛子著、小学館文庫)
⑶98歳。戦いやまず 日は暮れず(佐藤愛子著、小学館)
「最後のエッセイ集」と銘打っているが、佐藤愛子さん、益々お元気で、否が応でも読者を元気にしてくださる。私も佐藤さんのような逞しい後期高齢者になりたいものだ。
私は今年が数え70歳。私自身の「人生の春夏秋冬」で言えば、「夏の終わり」の年だ。
春の45年は順風満帆、夏は七転八倒の25年だったような気がする。しかし、七転八倒から七転び八起き。人間的には少し成長したように思う。失敗の数だけ人間は成長するのが人間なんだろう。苦は磨き砂だ。
何事も思いよう、考えようだ。私は「古来稀なる70歳」を春と夏の区切りの歳と考えたのだが、人生100年時代はこの考えがちょうど時代に合っているようだ。還暦の60歳では、まだまだひよっこで、夏の終わりというには早すぎる。
私の夏の終わりの日は今年の大晦日。数え70歳の最後の日になる。また、秋の始まりは来年の11月8日。満70歳になる日だ。
来年1月1日から11月7日までが、夏と秋の入れ替わりの期間。まだまだ暑くなったり涼しくなったり。その期間に夏の締めくくりである「生前葬」と秋の始まりの「出陣式」を行う。それが6月4日(土)だ。
図らずも、ちょうどそういうことになった。いや、天がそのように采配してくださっているのだろう。私の周りの人たちが天の意思を感じ取ってアドバイスなり指導なりしてくださる。ありがたいことだ。
そして、秋には夏の名残りを引きずっていってはいけない。今年の年末までに七転八倒の夏に纏わり付いた塵芥を綺麗サッパリと拭い去って、新たな衣装でスタートを切る。そして、実りの秋を迎えるのだ。
そう腹を括ると、何も怖いことはない。自信を持って、堂々とした人生を突き進むのみだ。
小林 博重