今週月曜日からの九州出張は、無事、今日で終了する。長崎(佐世保市、長崎市)と福岡(福岡市、北九州市)の1週間旅行だった。やはり少し疲れた。これがこれから毎月のことだと思うと、ちょっと気が滅入るが、仕事の成果を出すことで気分は少しは晴れるだろう。 前期高齢者とは言っても気持ちは青春‼︎。気を張って人生にチャレンジし続けよう。
昨日の訪問先は、若松の佳秀工業(寺本常務)、日本鉄塔工業(幸池部長、竹内専門長)、北九州市産業経済局(杉本課長)、三島光産(藤山部長、瓜生ゼネラルマネージャー)。OUEN塾でお世話になっている皆さんばかりだ。皆さん、快くこちらの話を聴いて下さった。ありがたいことだ。
訪問目的は九州・長崎IRがアジェンダだが、まだまだ福岡県では現段階では関心が薄いと感じる。佐世保市は候補地であるからその関心度合いが高いのは首肯できるが、福岡県の企業はまだまだ他人事のようだ。
このプロジェクトの最終目的は九州の地方創生であり、九州全県に関わることだ。プロジェクトの目的を正しく伝えていくことが私のミッションである。それがOUEN Japanの目的でもある。 ミッションをぶらすことなく気長な心でせっかちになろうと思う。
よく人は、私のことをビッグマウスだと言うが、ビッグマウスこそが人脈を拡げ、ビジネスを成功裏に持っていくのだ。ベースに嫌味のない、ピュアな心があることが大前提だ。
昨夜は旅の打ち上げで、小倉の友人たちと海の幸に舌鼓を打った。ひょんなことからビジネスから離れたところで、人と人の橋渡しができそうだ。これもビッグマウスのなせる業だ。
ビジネスでもプライベートでも、その仕切りはあるようでない。仕切りを作ることは、サラリーマンはストレスを溜めないために必要なことだろうが、人に雇われないフリーエージェントやフーテンの寅さんのような私は、仕切りがないほうがストレスは溜まらない。
オンとオフを分けないことで、人脈は拡がる。人脈が拡がることは世のため人のため。人を幸せにすることにつながる。
これからのwithコロナの時代は「地方の時代」だ。私に「能登や長崎を拠点にしてほしい」という話もあるが、私の拠点はどう考えても東京の青山だと思う。
能登出身の田舎っぺ大将の私が花の東京の青山というのは全く真逆で似合わないという人がいるが、そうではない。私には東大卒が似合わないのと同じように青山は似合わないことの意味は分かるが、それだからこそ、私は東大と青山でなくてはいけないのだ。そのギャップが私を私たらしめている。私は私らしいのだ。普通では面白くないではないか。
これからの企業や個人はどれだけ他との差別化ができるかが生き延びるポイントだ。そして、差別化とは、その企業や個人の得手に気がつき、それを磨き続け、「誰にも負けない得手」にすることだ。一人では限界があるから、チームで得手を持ち合って強力なチームを作り上げることだ。
そして、合言葉は勿論「世のため人のため」である。
小林 博重