オンとオフのバランスが大切だ。

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今日は、金沢発7時40分の鈍行で七尾に向かう。スギヨを訪問。金沢にとんぼ返りして菱機工業を訪問。OUEN塾のお礼やこれからのOUEN塾へのご要望等の他、コロナ禍での経営課題のヒアリング等だ。
北陸経済連合会には、北陸電力から出向している、高校と大学の後輩である岩田さんを訪問して、OUEN塾とのコラボについてご相談する。そして、夕方の新幹線はくたかで東京に帰る。
今回、出張して実感するのは、オンラインの手軽さや便利さ。しかし、オフラインでしかできない人と人との深い交流だ。
わざわざお金と時間を掛けて石川県まで出向くことはないという考え方もあるが、対面でないと相手の思いが分からないこともある。オンラインでは、サラッと聞き流されることも、オフラインでは「それは面白いご提案ですね」と前向きな反応をいただくことは稀ではない。人間は感情の動物だから、それは当然なことだろう。如何にITやDXが進化したとしても、人と会うという人間の本質的な欲望は決してなくなることはないのだ。要はバランスだ。
人間、バランス感覚のある人が成長するものだが、ビジネスも同様だ(私のモットーは「年中無休、オンとオフを分けない」というものだが、私の場合、毎日がオンでありオフであるので、オンとオフがいつも混在している。理想的なバランスなのだ)。
昨夜は学生リーダーたちと、9月のオンラインOUEN塾の慰労会で盛り上がった。よく考えれば、彼らたちは私の孫の年代だ。現に私より若い彼らの祖父母がいらっしゃる。「本当に?」と、ちょっとショックだったが、私はそんな歳になってしまったのだ。
孫たちと、肩肘張らず自然体で、人生論を語り合う。若返るわけだ。
OUEN塾はボランティアだが、私が若返るために、学生リーダーたちは付き合ってくれている。学生たちに感謝だ。学生こそボランティアかもしれない。
学生リーダーたちとの交流を通して「謙虚と感謝」の大切さを思った。
小林 博重