今日はLNSジャパンの戸田社長と金沢片町の「かぶ菜」で、日本海の海山の美味を鱈腹堪能した。戸田社長は「金沢では私が持つ。東京ではご馳走になる」と言うことで、今回は大学応援部で言う”ごっつあん”になった。
石川県ではズワイガニは11月7日が解禁だが、新潟県では禁漁時期がないのだそうだ。そのため、解禁前だが、新潟県で獲れたと言うズワイガニのメス、石川県では”香箱蟹”と呼ぶのだが、その香箱蟹を思いがけず食することができた。 能登のもずくの酢の物、水茄子、加賀蓮根や五郎島金時の天麩羅、平貝、ガス海老、ふぐの白子等々。やはり金沢だ。冬の金沢は特に日本海の海産物が絶品だ。
5時の開店から、あっという間に3時間。OUEN塾の話、後半人生の生き方、ビジネスのあり方等、意気投合した人との会食は時の経つのが早い。
戸田さんは、東京のご出身だが、金沢が気に入って金沢で自宅を求めたとか。奥さんはマレーシアの人であり、マレーシアにも家がある。金沢は終の住処というわけでもないらしいが。
とにかく、北陸金沢を気に入ってくださったのだ。石川県生まれの私としては嬉しい限りだ。もう東京一極集中の時代ではない。戸田さんのように、石川県に根を下ろす人たちが増えてほしいと思う。
そういう私は、皮肉なもので、金沢とか能登とかいうわけにはいかない。
その代わり、ふるさと石川県のために尽力する後半生を送りたいと思う。
小林 博重