九州の地方創生の一助となりたい。

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少子高齢化社会の中、地方創生が叫ばれているが、東京一極集中は止まることがない。コロナはその課題を前に進める触媒の役割を果たすかもしれない。自民党総裁選では、コロナ対策や女性活性化とともに、「地方創生」は争点の一つになっている。
昨日、時事通信社から「カジノは政権との対立軸」という立憲民主党枝野代表に関する記事がネットに載っていた。
立憲民主党の枝野幸男代表は9日、横浜市がカジノを含む統合型リゾート(IR)を誘致している横浜港の山下埠頭(ふとう)を視察した。
この後、記者団に「トップダウンの政治と草の根の声に寄り添う政治の明確な対立軸の象徴がカジノ問題だ」と述べ、IR計画の阻止に全力を挙げる考えを示した。
枝野氏は、自民党総裁選で優位に立つ管義偉官房長官が地盤とする横浜市へのカジノ誘致に積極的だとして、「安倍政権の延長線上で物事を進めさせてはいけない」と強調。国民民主党との合同新党結党後も「最重点のテーマの一つとしたい」と語った。
※統合型リゾート(Integrated Resort、略称:IR)とは、国際会議場・展示施設などのMICE施設、ホテル、商業施設(ショッピングモール)、レストラン、劇場、映画館、アミューズメントパーク、スポーツ施設、温浴施設などと一体になった複合観光集客施設のこと。日本においては、地方自治体の申請に基づきカジノの併設を認める区域を指定して設置される予定である。
枝野代表がいう「トップダウンの政治と草の根の声に寄り添う政治の明確な対立軸の象徴がカジノ問題だ」について一言述べさせてもらえば、「草の根の声に寄り添うことが政治の原点」は当然のことだが、それをカジノ問題として、IR計画の阻止に結び付ける短絡さは、何でも反対の万年野党の発想と言わざるを得ない。
政治は国民のためにこそある。政権を取ることはあくまでも手段であり、何が国民のためかを真摯に考え、行動することが政治の本質ではないだろうか。
私は地位も名誉も何も持ち合わせていない一介の市井人だが、世のため人のために生きようと思う、自分なりの志を持っていると自負している。
OUEN Japan は、日本人大学生や来日留学生、および、彼らを応援してくださる企業の皆さまを応援したいと思って立ち上げたNPOだ。
それは、延いてはそれが地域を元気にする「地域活性化」につながるだろう。そして大きく日本を元気にする「地方創生」の一助になるべく生涯に互り、精進努力していきたいと思う。
如何に地域を元気にするか、そこに生活している住民が幸せになるか、そのためには何をなすべきか。すなわち、事を成すためにはどれだけ本質志向をするか、なのだ。
政権奪取のための反対、反対のための反対は、政治家ならぬ政治屋に堕すことではないだろうか。
OUEN Japan は縁あって、地方創生の足掛かりとして、毎年1回、福岡・北九州でOUEN塾を開催している。そして、そのOUEN塾を広く九州全島に広げていきたいと思う。
これも縁あって、九州・長崎IR&スーパー・スマート・コミュニティプロジェクトに関わることになった。
そして今私は、このプロジェクトがOUEN Japanの目指す地方創生の一助になること、OUEN Japan のミッションの一環であると位置付けている。
長崎から九州へ。福岡・北九州は長崎の兄貴分として、このプロジェクトを全面的に応援していただきたいと思うものだ。
小林 博重