産経新聞朝刊(7.29)のコロナ「知は語る」で、ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正さんは〜起業家精神、危機はチャンス〜で語っている。
⑴今後はアジアが成長の中心になる。
⑵危機をチャンスに変え、起業家精神を持って世界に雄飛してほしい。
⑶10年かけて来るべき世界が、ぱっと来た。情報が瞬時に伝わる超情報化社会になった。
⑷情報を利用しないと今後生きられない。自分たちの本業に、その技術をどう応用するかを考えねばならない世界になった。
⑸自分が原点に立ち戻り、将来的に自分の事業で社会貢献ができるか考える局面になった。
⑹独立した精神を持つ国(人)同士が連携策を講じないと、世界中は繁栄しない。
⑺自分たちで造り上げる目標やビジョンがない限り、続かない。
⑻日本にはアントレプレナーシップ(起業家精神)が必要だ。
⑼社会のために役立つ企業が社会から一番利用されるという根本原理を思い直さないといけない。
⑽すべての人にはそれぞれに異なる使命があると思う。自分の強みがあることを何年間も何十年間もやっていけば結局、何とかなる。強みを生かして弱みを出さないようにする。使命に従って進んでいけばいい結果になるんじゃないかな。 *弱みを信頼できるパートナーに任せて、凸凹をなくす(私が付け加えた一つ)。
超一流の起業家は皆同じようなことをいう。スケールは人それぞれ、自分の使命(ミッション)に従って、ブレないで、生きることだ。
小林 博重