withコロナの経営に大切なこと

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コロナは我々に沢山のことを教えてくれた。
第一に「原点に帰れ」
第二に「長期を見据え、短期を確実にこなせ」
星野リゾートの星野代表は「日本人による国内旅行を通じて地元の観光力を強化する『マイクロツーリズム』を提唱している。
日本観光はインバウンドを強化してきたが、世界的に見て地元の魅力が何なのかを把握し切れていない弱みがあったと。足元を見つめること。地元の魅力を再発見することだ。「原点に帰れ」ということだ。
そして、長期的な計画を立てることが重要だという。
withコロナの社会は、自粛期と緩和期が繰り返される。一喜一憂することなく、どのように事業の継続を図るか、大局的見地から計画を立てることが大事だと。 今は、県内の顧客をターゲットにする→次に、首都圏や関西圏に拡げる→最後に、インバウンド顧客を取り込む
観光業の再生には、異業種との連携が日本の観光の力はコロナ感染前よりも強くなる可能性があると。
そして、星野代表は「我が社の倒産確率は30%」と題したブログを書いた。
なぜ?
「危機の局面では『正直さ』が一番大切だから」と。社員は「倒産しないために何をすべきか」をみんな自分の頭で考え始めたと。
また、ANAホールディングスの片野社長は、コロナ危機が始まるとすぐに資金確保に動き、5月末までに手元流動性を1兆円近く積み増した。 非常時には利益や顧客満足度といった平時の指標は意味を失い、何よりキャッシュが重要であり、基本原理を忠実なアクションを取った。
一匹狼の私にも、OUEN Japanを永続していくために大いに参考になる考え方であり、対応だ。
小林 博重