今日から7月3日まで、福岡・長崎の出張だ。30日〜1日が福岡、2日が長崎、3日が佐世保で、福岡空港から羽田に帰ってくる。3泊4日の小旅行だ。福岡は常連だが、長崎はまだ行ったことがない。半分、観光旅行を兼ねている。
長崎は、私の中では、観光地のイメージだ。『長崎出島』、『大浦天主堂』、坂本龍馬の『海援隊』、『長崎原爆』、藤島一郎の『長崎の鐘』、クールファイブの『長崎は今日も雨だった』、吉永小百合と渡哲也の『長崎ぶらぶら節』、さだまさしと福山雅治等。まぁ、私とのご縁は全くない県だが、47都道府県の中ではメジャーだと思う。
しかし、長崎は九州7県の中では一番人口の減少率が高い県だそうだ。さもありなん、観光県ではあるが、企業で思いつくのは「ジャパネット」、三菱重工業長崎造船所くらいだ。あまり、若者が働くところがないのだろう。 九州の中で人口が増えているのは福岡県だけ。福岡県の中でも福岡市だけだ。日本の東京は九州の福岡だ。この一極集中が地方創生を妨げている。
石原信雄先生は、東京は日本の都道府県の一つではなく、日本全体を見なければならないと仰っている。同様に、福岡は九州全体を見て、九州の活性化を考えなければならないとも仰っている。 OUEN Japanが福岡で開催しているOUEN塾は、福岡の地域活性化に留まらず、九州全体の活性化に資するイベントに拡大するべきだと。
今回の長崎出張は図らずも石原先生のお話しを体現したものになるだろう。
長崎から九州全体に拡がり、そのリーダーが福岡であるという美しいスキームを、何としても実現したいと思う。九州の地方創生、それは雇用創出につながる。OUEN Japanの目指すところである。
あと100歳まで32年あまり。私のミッションを一つづつ形にしていきたい。
小林 博重