昨日、緊急事態宣言が解除された。「新しい生活様式」の徹底は継続されるのだが、大袈裟かもしれないが気分は180度転換した感がする。これからは自粛から自制が求められる。大人の対応が求められるということだ。
ビジネスでは、東京のみならず地方への出張も可能になる。賢いビジネススタイルが求められているのだ。私のようなアナログ人間にとっては、むしろデジタルを取り入れるいい機会だと、何事も前向きに捉えるようにしたい。
それにしても、安倍首相が緊急事態宣言解除の発令とそのコメントを滔々と話していたが、どうしても「心からの言葉」とは感じることができない。因果応報ということか。長期政権のなせる業か。
「信なくば立たず」
正しいことを話していても、その言葉に真実を感じることができないのは、人間の傲慢さか、謙虚のなさか。間違ったら謝ることは当たり前のことではないか。政治には「謝る」という単語はないのだろうか。だから、人はその人の発言を信用しなくなるのだ。 首相は国民に尊敬される人間であってほしい。忖度ばかりがまかり通る世の中は悲しいことではないか。
聡明才弁な第三等の資質の首相は即刻その席を後任にバトンタッチしてほしいものだ。
自民党には人物は多士済々と思う。自民党はそれほど落ちぶれてはいないと思いたい。
自民党の先生方、今こそ「我こそは」と立ち上がっていただきたいものだ。
小林 博重