『国民教育の師父』と謳われた森信三翁は、多くの心に残る箴言を残している。
ちょうど、OUEN Japanはパラダイムシフトのタイミングであったが、コロナはそれに拍車をかけた。そして、それは私の人生においても一大転機になった。
改めて、森信三翁の箴言を深く心に刻みたい。
人間の偉さは、才能の多少よりも、己に授かった天分を生涯かけて出し尽くすか否かにあるといっていい。
人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。
しかも、一瞬早過ぎず、一瞬遅過ぎない時に。
いったん決心したことは必ずやりぬく人間になることです。
できないというのは、本当にする気がないからです。
結局、最後は、『世のため人のため』というところがなくては、真の意味で『志』とは言いがたい。
人間は徹底しなければ駄目です。
もし徹底することができなければ普通の人間です。
感激とか感動とかいうものは、その人の魂が死んでいない何よりの証拠です。ですから、われわれ人間は、感激や感動のできる間は、まだその人は進歩する可能性を持っていると言ってもいいでしょう。
すべて人間というものは、たとえ頭脳は大した人でなくても、その人が真に自覚さえすれば、一個の天地を開くことができるものです。
人間の値打ちというものは、その人が大切な事柄に対して、どれほど決心し努力することができるかどうかによって決まる。
小林 博重