危機こそ飛躍のチャンス

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新型コロナウイルスは、勿論人類の敵ではあるが、私たちにいろいろなことを気付かせてくれる。
私は、この政治経済の混乱のなか、「リーダーシップのなさ」「リスクを考えない生き方」が人を不幸にすることを、自らの反省も踏まえ、深く考えさせられている。
衆議院議員の江田憲司さんは、安部政権について述べている。
安倍さん、やっとこさ「10万円一律給付」だ。こういうのを「戦力の逐次投入」と言う。「危機管理」では最もとってはいけない手法だ。「後手後手」だ。
「緊急事態宣言」も遅れに遅れ、やっと出したと思ったら「2週間、外出自粛効果の様子を見る」。宣言したら可能になる法的権限は一切、発動せず、「口先宣言」にとどまる。
今回は「全国緊急事態宣言」へ。あれほど野党や公明党が訴えてきた「10万円一律給付」への土壇場の方針転換で、多額の印刷費用がかかった補正予算案を廃棄、作り直す。これで、予算案の国会提出が一週間遅れる。
どの組織も危機の時には「トップリーダー」いかんで組織の浮沈が左右される、一番、その資質がわかる。
翻って、自分自身を考えてみると、私自身、リーダーシップの欠如とリスクに対しての無防備さを痛感する。いつも思って言っていることだが、それを反省して実行に移すことをしなければ、それは「口先宣言」と言われても致し方ない。自身の血肉になっていないと言うことだ。このような100年に一度の危機に遭遇すると、如実にそのいい加減さが表面化する。
「反省はしても後悔はするな」
今こそ、自らを見つめ直し、生き方を猛省することで、ゼロからのスタートを切らなければならない。
しかし、お陰様で、このアマちゃんはアマちゃんなりに、OUEN Japanを通して、他の人が持っていない『人間というソフトの財産』を持つことができた。その財産は、これから私が大きく羽ばたいていくコアになるだろうし、そうしなければ、私をこの世に送り込んでくれた天に対する冒瀆になる。
危機に瀕する今こそ、危機を磨き砂にするのだ。転んでもただでは起きない。まだ織田信長のように「高転びに転んだ」わけではない。
今こそアマちゃんからの脱皮だ。「パラダイムシフト」だ。「ジブンインキュベーション」だ。
千載一遇のチャンスと頭を切り替えよう。
小林 博重