私の箴言集

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この土日は「思索の連休」としたい。早暁に事務所に出向き、NHKラジオを聴きながらデスクに向かう。書斎と称する事務所の一角には所狭しと箴言が壁やボードに掲示されている。
敬天愛人
道は天地自然の物にして
人はこれを行うものなれば
天を敬するを目的とす
天は我も同一に愛し給ふゆえ
我を愛する心を以て人を愛する也
(西郷隆盛)
動機善なりや 私心なかりしか
自利利他[じりりた]
忘己利他[もうこりた]
(稲盛和夫)
子貢問曰、「有一言而可以終身行之者乎」。
子曰、「其恕乎。己所不欲、勿施於人」也。
[子貢問ひて曰く、「一言にして以て終身之を行ふ可き者有りや」。
子曰く、其れ恕か。己の欲さざる所は、人に施すこと勿れ」。]
(論語)
至誠而不動者、未之有也
[至誠にして動かざる者、未だこれ有らざるなり]
(孟子、吉田松蔭が好んだ箴言)
進むべき道は一筋、世のために急ぐべからず、誤魔化すべからず
(京大総長 平澤興)
弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは強さの証だ。
あなたの目的とするものは何か、それさえしっかり持っているならば、必ずや道は開かれるだろう。
明日死ぬと思って生きなさい。
永遠に生きると思って学びなさい。
(ガンジー)
私が自分だけのために働いているときには、自分だけしか私のために働かなかった。
しかし、私が人のために働くようになってからは、人も私のために働いてくれた。
(ベンジャミン・フランクリン)
哲学のない人は、経営をやることができない。
理念なき行動は凶器であり、行動なき理念は無価値である。
(本田宗一郎)
部下に接するとき気を付けること
1.叱るときに大事なことは、失敗した部下を叱るときも感謝の気持ちを忘れたらいかんということや。
日頃は、よくやってくれている。ありがとう。しかし、これは、気をつかんといかん。ということやな。
兎に角、まず、感謝の気持ちを持って叱らなければならん。まぁ、心さん中で手を合わせながら叱る。こういう心がけで叱らんといかんよ。
2.ああせい、こうせい
→ああしてください、こうしてください
→どうぞ頼みます、願います
→手を合わせて拝む
(松下幸之助)
深沈厚重なるは、これ第一等の資質
磊落豪雄なるは、これ第二等の資質
聡明才弁なるは、これ第三等の資質
(呂新吾)
小才は、縁に会って縁に気付かず
中才は、縁に気付いて縁を生かさず
大才は、袖触れ合う縁をも生かす
(柳生家の家訓)
小林博重の「人脈つくりの鉄則」
1.最初から見返りを求めない
2.自分が魅力ある人間になる
3.自分から情報発信する
4.礼儀やマナーを大切にする
5.こまめに連絡する
6.オンとオフを分けない
7.どんな人にも敬意を払う
小林博重の「人生二毛作」
現役は、100歳まで
志学は、二生15歳(65歳)
而立は、二生30歳(80歳)
不惑は、二生40歳(90歳)
知命は、二生50歳(100歳)
余生は、120歳まで
耳順は、二生60歳(110歳)
従心は、二生70歳(120歳)
120歳で天に召される。
思いあがらず、
下座に徹して生きる時、
天が君を助けてくれる
(森信三)
思想の深淵なるは、哲学者の如く、
心術の高尚正直なるは、元禄武士の如く、
これに加うるに、小俗吏の才をもってし、
さらにこれに加うるに、土百姓の身体をもってし、
初めて実業界の大人たるべし
(福澤諭吉)
大変だったが、しかし、素晴らしかったといえる人生を送りたい。
(『カモメのジョナサン』からリチャード・バック)
これら箴言を肝に銘じて生きていきたいものだ。
小林 博重