表日本としての福岡と石川

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4日間の石川県出張を終えて、16:47金沢発〜19:20東京着のかがやき512号に乗車する。21時金沢発の最終のかがやきを予約していたが、3時間も早く帰ることができる。
今日は小松市に出向き、公立小松大学山本学長、小松市役所竹村副市長、小松商工会議所吉田課長を訪問した。
小松大学では学生リーダーをはじめとした学生のOUEN塾への参加支援のお願いであり、小松市と小松商工会議所はOUEN塾協賛企業の紹介のお願いだ。 いずれも3月の石川県出張のおり、お話しを進めることができそうだ。
そして、金沢に戻り、ANAホテルで、OUEN塾リーダー希望の金沢星稜大学2年生高橋金太郎君に会った。
高橋君は七尾市和倉町の出身だ。加賀屋の近くが実家だとか。今のところ、初めての石川県出身の学生リーダーだ。礼儀正しい好青年だ。リーダーとして意欲的に頑張ってくれると思う。3月11日の学生リーダーMTGには金沢星稜大学の仲間を連れてくるようにしたいと。頼もしい限りだ。
福岡県と石川県のOUEN塾を比べた時、やはりふるさとの力は大きい。石川県での展開が圧倒的にスムーズに事が運ぶ。やはり縁の強さはふるさとには敵わないと思う。だからこそ石川県のOUEN塾は、福岡県以上のものを開催したいと思う。
古来、文化は中国から朝鮮半島を経由して日本に流れてきた。万葉の時代から江戸時代に亙るまで、長い間、日本海沿岸が文化の先進地帯だった。それが開国と同時にそれが逆転してしまった。
表と裏はどちらが良い悪いではないが、私の小学校時代は表日本は太平洋側、裏日本は日本海側と教えられた。私たちは何気なく、日本海側は裏なのだ。表は明るく乾いているが裏は暗くて湿っている。表はカラカラ、裏はベトベト。表は良くて裏は悪い。何気なくそんなことを思って、日本海側の人たちは太平洋側の人たちに負い目を感じていたのではないだろうか。 決してそうではない。日本海側は表日本なのだ。
学生の主導的活動により、福岡と石川をつなぐイベントを開催することだ。そして、日本海地域の活性化を促進する。
その中心にOUEN Japanがいる。夢を夢に終わらせないで、実現化してみたい。
そのためにも、石川県でのOUEN塾を成功裏に開催したいと思う。
小林 博重