金沢発8:56の和倉温泉行きの特急「能登かがり火1号」に乗車する。七尾着は9:47分、51分の七尾線の旅だ(「大人の休日倶楽部 北陸フリーきっぷ」は、特急自由席にも乗車できる)。 観光客が和倉温泉に行くには、金沢発8時台では早すぎる。乗客は一車両に数人だ。決してパンデミックのせいではない。
「能登かがり火」の停車駅は羽咋と七尾。私の産まれた「能登部」の最寄駅は羽咋と七尾の中間にある。懐かしい冬の七尾線の風景を楽しみながら七尾に向かう。
空は曇天。北陸の冬らしい。しかし、沿線に全く雪がない。これは能登の冬とは思えない。
七尾では、恵寿総合病院〜のと共栄信用金庫〜加賀屋の3社を訪ねる。能登の代表する会社だ。幼い頃から私が慣れ親しんだ名前だ。その会社がOUEN塾に協賛していただき、またOUEN Japanが彼らを応援することは私にとって感慨深いものがある。
今回の訪問は、今秋のOUEN塾の現況の報告と、OUEN Japanの支援企業とのビジネスマッチングが目的だ。応援されて応援をお返しする。「応援とは双方向のキャッチボール」が私のOUEN哲学であり、それを具現化することがOUEN Japanの発展につながるのだ。
[OUEN塾in金沢/石川]の協賛企業は、金沢・加賀・能登のバランスからしたら、能登のウェイトが高い。社数には満足しているが、もう少し金沢と加賀の会社の協賛がいただきたい。
お陰様で、昨日、別件で金沢本社のゼネコンの真柄建設真柄社長を訪問したおり、OUEN塾の話をして協賛をお願いしたところ、一つ返事で「了解」の一言をいただいた。私としたことが、以前から交流がある真柄社長になぜお願いにいかなかったのか。真柄社長に寛容にもお許しいただいて、彼の穏やかなお人柄に改めて感じ入った。
28日には、小松市役所と小松大学を訪問し、協賛企業と学生リーダー、参加学生を募りたい。
学生リーダーも11名を超える見込みだ。3月末までには20名に届くまでに持っていきたい。
[OUEN塾in金沢/石川]の展望は明るい。
小林 博重