OUEN塾の1日目が終わった。参加申し込みがあった学生の何人かは事前にキャンセルがあって来なかったが、これは毎度のこと。最終の参加者は学生リーダーを含め100名をオーバーした。
午後13時〜16時半のオリエンテーションだ。第一部は、OUEN塾実行委員長の私の挨拶に始まり、OUEN塾会長である九大久保総長、顧問の梶山福岡女子大理事長・学長のご挨拶、小野塚惠美さんの講演まで。第二部は、学生を6グループに分け、学生リーダーは明日から最終日までのスケジュールの説明をする。学生リーダーは、いくつかの項目をパソコンとペーパーを駆使してプレゼンしていたが、みんなで役割分担を決め時間通りにスケジュールをこなしていた。
大まかなところは大石さんが指導しているが、学生リーダーは各自が創意工夫して素晴らしいプレゼンをしていた。第一回のOUEN塾は、福岡リーダー5名、東京リーダー3名の計8名だった。2年前のことだったが何もロールモデルがないところを、プレゼンは何をしていたのだろう。今回のようなきめ細かなことは一切できていない。隔世の感に驚くばかりだ。
ネバーギブアップ。人間は成長する。有意な人間が集まれば何でもできる。私もいい勉強だ。
19時から、天神の三鼎福岡にて、梶山先生と私と池田さんの3人で四川料理に舌鼓を打つ。
梶山先生から「福岡で初めて本格的な四川料理を食べた」とお喜びいただいた。三鼎福岡は私がボトルを入れている数少ない福岡のお店だ。 池田さんは私の東大応援部の後輩であり、紆余曲折あって私の後任の団長になってくれると言う。ありがたいことだ。
池田さんは素直で頑張り屋さん。一本気で、意気に感じて先行きも考えず、なりふり構わず行動に移してしまう。それでスムーズに行く人生を回り道してしまうところがある。しかし反省はしても後悔をしない人生を送ってほしいと思う。そして、彼女は私の後継者になってくれると言う。私の責任は極めて重大だ。
人は、絶えず引き際を考えながら仕事をするべきだ。最近そう思う。と言っても、私がすぐ辞めると言うのではない。長く続けるために引き際を考えるのだ。引き際を考えて、全ての事に当たることだ。 これからの5年間が勝負だ。6年目以降はそれからでいい。そのスタートが今回のOUEN塾なのだ。
2〜3日目はグループに分かれての企業訪問のフィールドワーク。最終日の4日目は福岡女子大での発表会と懇親会。成功裏に終わりたいものだ。
小林 博重