燃える、炎える闘魂の心は未だも消えず。

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昨夜は、東大応援部大先輩である篠沢恭助さん(昭和35年卒部、元大蔵事務次官、国際協力銀行総裁)の瑞宝重光章受章のお祝いを赤門鉄声会(東大応援部OBOG会)有志11名にて、日本橋「鶴の家」にて開催した。
有志は昭和31年卒部の中島清成さん(元朝日新聞社)から昭和60年卒部にまでの先輩後輩だ(私は昭和50年卒部)。このような年代を超えた和気藹々としたメンバーは鉄声会会員ならではとつくづく感じ入る。そして、偉くなっている人も、私のような一兵卒も、皆、応援部魂を持っているのだと思う。実に真っ直ぐなのだ。そして、その行動の源泉は「温かい情」なのだと。勿論、生きている限り、利を追求することは当然ではあるが、肝腎要の時には情が勝る。そのため、表面的には損をするように見える。しかし、人生の豊かさの観点ではそれが得になる。その得は徳につながるのだ。
11名の有志のお祝い会に対して、篠沢さんから「お礼の金一封」をいただいた。これは、鉄声会に寄付させていただき、現役支援のために使わせていただこうと思う。
東大応援部の精神は、3Sスピリッツ(service、sacrifice、study)だが、これは中島清成さんが作られたものだ。10年くらい前だったか、現役学生に中島さんの講話をしていただいた時、その3Sスピリッツの真髄をお話しいただいた。私はさらに感じ入って私の個人会社Mapのフィロソフィーとしたのだ。
今朝のNHKニュースで、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞された大島智さんが、故郷の韮崎の中学校で講演されたことを報道していた。
大島さんは「成功するまで決して諦めるな」と。聴いていた生徒の一人は「僕も大島先生のように、世のために尽くす人間になろうと思う。そのために、ネバーギブアップで頑張りたい」と言っていた。成功した人の話は感動があり、それが若者の人生を変える。 妻は私に「お父さんも稲盛さんのお話しを聴いて人生が変わったのでしょう」と言っていた。
私には4人の孫がいるが、彼らには私の生き様を伝えていきたいと思う。私はお金を残す才は待ち合わせていないが「世のため人のために生きる」生き様は、青春の炎の如く赤々と私の心に燃えている。それは血の繋がった孫だけではなく、OUEN塾で学ぶ学生たちにも伝えていきたいと思う。 あいだみつをさんの「一生青春、一生燃焼」だ。燃える、炎える闘魂の心は未だも消えず。燃えている。
小林 博重