第6回[OUEN Japan 望年会]をお茶の水の東京ガーデンパレスにて開催する。社会人と大学生(OUENリーダーと東大応援部リーダー、チアリーダー計13名)を合わせ総勢195名の大望年会だ。 OUEN Japan の1年間の活動の総括であり、私の生き方や人生哲学を振り返り、再確認し、確固としたものにする機会でもある。
OUEN Japan のこの1年間の活動の一つは、福岡・北九州のOUEN塾である。第2回を2月に開催し、その後は第3回の準備活動として企業訪問とヒアリング、および第3回に向けての学生リーダーの勧誘と意見交換だ。
もう一つは、私のふるさとである石川県での[OUEN塾in金沢/石川]の開催に向けてのベース作りだ。実行委員会の立ち上げと協賛企業の募集、学生リーダーの勧誘。協賛企業は思いの外、早く多く集まった。私のふるさとであるせいもある。学生リーダーは金沢大学と金沢工業大学を中心に、学生の部屋探しで関わっている苗加不動産さんと絹川商事さんのご協力を得て、今のところ10名の学生が手を挙げている。この21日に金沢片町でキックオフMTGを開催するが、まだ9月予定の開催まで時間はある。もう少し学生リーダーを増やしたいと思う。
来年に向けては、このOUEN塾をベースにして、アナログとデジタルの融合により、OUEN Japanを異次元の世界に持っていきたい。すなわち、超アナログの世界から一歩飛び出して、アプリの力を借りて人と人との繋がりをより拡大することだ。それがその繋がりを強固なものにすることができるのではないか。私のフットワークの問題もあり、その世界のご協力者の方々のお力をお借りしてOUEN Japanをアウフヘーベンしたいと思う。
「応援とは何か」
東大応援部のスリーSスピリッツは、①サービス、②サクリファイス、③スタディだ。私はこれを、社会貢献、活私奉公、人間修養と意訳している。
人間は「世のため人のために生きる」べくしてこの世に生を享けた。それが「社会貢献」だ。そのためには「私を活かし公に奉ずる(活私奉公)」ことだ。自らを磨き、少しでも人間の不完全さを克服する(人間修養)ことで、生まれてきた使命を達成することができる。
OUEN Japanにも3Sスピリッツがある。それは、①サポート(支援する)、②ストレングス(力づける)、③サスティン(屈しなく続ける)だ。
すなわち、OUEN Japanは、日本人大学生や来日留学生たちが「世のため人のために尽くす」グローバル人財に成長するため、彼らを「支援し、力づけ、そして屈することなく応援し続ける」応援団である。これからは、障害を持った、社会で弱い立場の人たちの応援団としても、お世話になっている企業の皆さんの応援団としても頑張っていきたいと思う。
応援とは一方通行の自己満足ではない。応援し応援される、人間同士の素直な心の交流の中で、援け援けられてお互いが切磋琢磨し合う関係を作っていくことが応援の真髄だと思う。
今日は、こんなことを再確認する一日になる。
小林 博重