漸く[OUEN望年会]の21卓の座席表ができた。16日(月)の午前が最終締めなので、確定の座席表は16日午後になる。16日午後に、ホテルと出席者全員にメールで送信する。
ビジネスの繋がりの方々のほか、東京大学、東京六大学応援団、国立七大学応援団、石川県等の関係者等、私とは様々な関係のある方々だ。そのことを考えながら座席表を作る。OUEN学生リーダー、東大応援部現役(リーダー、チアリーダー)は合わせて13名だが、一人ひとり、別々のテーブルにする。社会人の方々との会話を通じて勉強してほしいと思う。
「よくこんなことを根を詰めてやっているのか」と皆さん仰る。それは私が「人間大好き」だからに尽きる。
「好きこそものの上手なれ」という諺があるが、この歳になると残りの人生の時間を無駄に過ごしたくはないと思うので、「好き」なことでないとやる気はない。
若い時は何が自分に向いているか分かっていない人が殆どと思われ、「石の上にも三年」も意味がある。私の場合は、絶対向いていない「銀行員」になったが、よく辞めないで21年間も続いたものだと思う。会社の皆さんに可愛がっていただいたことが大きかったのだろう。社内結婚もしたし、お会いした先輩方と性があって選択したことに後悔はしていない。
私はその会社の仕事内容よりも働いている人たちの人間性で会社を選んだのだが、21年経って「人間如何に生きるべきか。自分に与えられたミッションとは何か」という哲学的課題に思いを致し、退職に至った。なかなか若い時はそのようなことを突き詰めて考えなかった。
OUEN塾の学生さんたちも「生まれてきたミッション」なとど考えて学生生活を送っている人は少ないと思う。学窓を離れて社会に巣立っていく時は、やはりどこかの組織に入る「就社」をして、様々な経験を経て、「生まれてきたミッション」を果たす職に就くことを考えたほうが無難と思う。
今の私は漸く「天職」に巡り合い、OUEN&Mapというステージでそれを全うしようと思っている。その一環がOUEN望年会の名簿作りであり、座席表作成なのだ。何事も前向きに捉えて知恵と創意工夫を尽くすことが幸せの道だ。
小林 博重