1.渦の中心になれ
仕事は自分一人ではできません。上司、部下をはじめ、周囲にいる人々と一緒に協力しあって行うのが仕事です。
その場合には、必ず自分から積極的に仕事を求めて働きかけ、周囲にいる人々が自然に協力してくれるような状態にしていかなければなりません。これが「渦の中心で仕事をする」ということです。 会社にはあちらこちらで仕事の渦が巻いています。気がつくと他の人が中心にいて、自分はその周りを回るだけで、本当の仕事の喜びを味わうことができないときがあります。 自分が渦の中心になり、積極的に周囲を巻き込んで仕事をしていかなければなりません。
2.率先垂範する
仕事をする上で、部下やまわりの人々の協力を得るためには、率先垂範でなければなりません。
人が嫌がるような仕事も真っ先に取り組んでいく姿勢が必要です。どんなに多くの、どんなに美しい言葉を並べ立てても、行動が伴わなければ人の心を捉えることはできません。自分が他の人にしてほしいと思うことを、自ら真っ先に行動で示すことによって、まわりの人々も付いてくるのです。 率先垂範するには勇気と信念がいりますが、これを常に心掛け実行することによって、自らを高めていくこともできるのです。
上に立つ人はもちろんのこと、すべての人が率先垂範する職場風土をつくりあげなければなりません。
はたして自分は「渦の中心になっている」か、「率先垂範している」か、三省する日々である。
小林 博重
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