昨日は『趣都金澤』東京交流会が西麻布のビストロアンバロンにて開催され、参加した。
この会は、私が顧問をしている浦建築研究所(金沢市本社)の浦社長が理事長をされている認定NPO法人『趣都金澤』の分会だ。石川県出身者のみならず石川県に転勤で住んでいた人たちや石川県や金沢市が大好きな人たちが会員になっている。私は浦建築研究所が東京に進出したおり顧問になったことが切っ掛けで、同会の会員になった。
今回は、金沢市のエイブルコンピューター社長の新田さんが講師になって、歴史古文書と金沢の今を繋ぐアプリのお披露目だった。アナログがデジタルで生きてくることを実感した。
今回の参加者は30名を超えていたようで、東京でも金沢ファンは結構いるものだと改めて思った。
これは、文化都市金沢が持つ魅力とともに、北陸新幹線開業により、金沢と東京は新幹線で2時間半という短い時間距離になったことが大きい。
また、参加者の皆さんと名刺交換をしたが、そのなかで、(株)ブイキューブ常務の水谷潤さんと話が弾んだ。
水谷さんは、私の三枚折の名刺をご覧になって、興味を持たれたのだろう。OUEN Japanの「若者の育成」について意気投合した。
ブイキューブ社の事業内容は、ビジュアルコミュニケーションツールの企画・開発・販売・保守、企業などへのビジュアルコミュニケーションサービスの提供だ。東証一部上場、社員455名の急成長IT企業だ。
水谷さんは小松高校〜京都産業大学卒。40代だろうか。見るからに誠実なイケメン好青年実業家だ。家系は代々教職につかれていたとかで、OUEN塾が学生リーダー主体のイベントであり、学生リーダーが企業担当になって通年に亙って企業をサポートする組み立てに興味を持たれたのだろう。
リクルートビジネスはマッチングビジネスではあるが、学生という、「人ごと」ビジネスだ。「人を育成する」観点が欠落したマッチングビジネスになっている昨今の現状は嘆かわしい。人には血が通っているのだ。リクルートビジネスは、人一倍「温かい人情」が不可欠なのだ。そんなことで意気投合した。
一昨日、昨日と、不思議にアナログとデジタルの融合の話題だ。これは、これからのOUENのテーマだという神のお告げかもしれない。 これからOUENでなすことは、アナログを、心ある人たちが作るデジタルによって、高みにアウフヘーベンしていくことなのだ。
小林 博重