OUEN Japanの目指す在りよう

投稿者:

真夜中に目覚める。夜は8〜9時に床に就くから4〜5時間は眠っているのだろう。再び眠気が襲ってくるまで、ブログを書くことが習慣になった。ブログのおかげで眠れないというストレスはなくなった。これも若いメンターの「眠れない時は“起きて仕事をしろ”という神様のお告げなんだと思えば、眠れないストレスはなくなりますよ」というアドバイスが効いている。「精神年齢は歳ではない」という妻の話は正解と思う。
今週は福岡県に来ているが、企業を訪ねて本音の話をお聴きすると、本質が見えてくる。
私はOUEN塾で何をしたいのだろうか。
OUEN Japanは大学生や留学生の応援団だ。未来を担う学生たちが大きく羽ばたいて社会に巣立つための一助になるためにOUEN塾を開催している。
また、地域で開催するOUEN塾は、地域活性化と国際交流が目的だ。地域の地場企業に若い元気で優秀な若者が入社しないと企業は元気にならないし、企業が元気でないと地域は活性化しない。学生たちが地域の地場企業を知り、彼らの能力がフルに発揮できる企業に就職することが延いては地域を元気にする。地域活性化に資するのだ。 OUEN塾はそのベース作りの役割を果たすイベントに特化することで、商業化しているリクルートビジネスとは一線を画している。
企業は利益を追求する組織であり、特にリクルートに関しては売り手市場だ。一流と言われている、学生がわんさか就職を希望する大手企業以外は尚更だ。収益環境が厳しい企業は目先の実績を追い求める。先行投資の必要性は感じていても目先を優先するのは致し方ない。
理想と現実とのバランスだ。私にはそのバランス感覚が少し欠けている。しかし、私はそれを否定的に考えていない。私独特のキャラクターであり、それが私の売りと思っている。それが私のプライドでもあるが、宮仕えでご苦労されている人たちの立場に思いを致すことを忘れてはいけないとも思う(それがバランス感覚だ)。
OUEN塾が世間で評価され、長く続けていくためには、皆さんのご支援が不可欠なのだから、現実を踏まえ、皆さんの立場を理解して、理想を追求することだ。それは妥協ではない。創意工夫で解決できることだ。柔らか頭になること。賢い大人になることだ。
OUEN Japanをゴーイングコンサーンにすること。私の後継者を育てること。
それはOUEN Japanを組織として独り立ちさせることだ。そのために、早急に独自のビジネスモデルを構築することに取り組もうと思う。
皆さんの本音のお話を聴いて、少しずつOUEN Japanの目指す在りようが見えてきた。
松下幸之助さんの「素直な心」が目指す在りようを明確にするのだと思う。
小林 博重