寝つけない早暁に考えたこと

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台風一過。東京は8月の酷暑がぶり返してきたかのようだ。昨日は一日外訪であったこともあり、歩数は15千歩を超えた。汗だくの一日だった。今週の土日は少しは過ごしやすい気温に落ち着くとのこと。もう少しの辛抱だ。
歳のせいだろうか。地球温暖化のせいだろうか。酷暑は身体に堪える。幼少の頃、夏休みは、午前は勉強、午後は蝉や蜻蛉取りをして山野を駆け巡っていた。半世紀も前だ。 昔が懐かしい。特に[OUEN塾in金沢/石川]で、能登の地域活性化への想いが少しずつ強くなってきたせいだろうか。
石川啄木の『一握の砂』に謳われている、
「ふるさとの山に向かいて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな」
は、この歳になると、実感として胸を打つものがある。
OUEN塾は福岡・北九州と石川で開催するが、この両地域の深掘りが私のミッションではないかと思う。
孔子は「五十にして天命を知る」と言っているが、今は寿命も延びて7掛けくらいでちょうどいい。67歳×0.7=46.9歳。私は「67にして天命を知る」というところだろう。
今の一番の課題は、OUEN Japanをどうしたらゴーイングコンサーンにしていくか、サスティナブルな組織にしていくかだ。
私の個人会社であるMapは、私の人脈がベースになっているコラボレーションサポートビジネスであるから、私一代で終わる。しかし、OUEN Japanはそうではない。より社会貢献的要素が強い団体だからだ。
「青は藍より出でて藍より青し」と言う。さしずめ、私はOUEN Japanの藍だ。将来のOUEN Japanは小林博重から巣立って、アウフヘーベンして藍より青いOUEN Japanにならなければならない。 そのための基礎を築かなければならない。慌ててもいいことはないが、正道で確固たる基礎を作る活動をスタートしなればならない。
では、何をするか。その基礎とは何か。
OUEN Japanの目的に沿った「ビジネスモデル」を創り上げることだ。そのために、Mapがそのサポートをすることだ。目先のビジネスを熟すことと並行して、コアにするビジネスをじっくりと創り上げていくことだ。意識して、このバランス感覚を持つことを心掛けようと思う。
また、パートナー選びも考えなければならない。
パートナーと言っても「ピンからキリまで」ある。
ピンのパートナーの条件は、
①生き方や考え方が共通であること
②「打てば響く」人であること
特に、恕(思いやり)の心を持った人であることだ。
すなわち、相手が何を考えているのか、何を欲していて、何を欲していないのかに思いを致すことができる人だ。
キリのパートナーもそれなりに付き合う。それは、あまり深入りしない付き合い方をするということだ。
今朝は、2時過ぎに目覚めて目が冴えて眠れない。事務所に来て、ラジオを聴きながら、そんな四方山なことを考えた。
小林 博重