昨日は、福岡空港に11時前に到着し、地下鉄空港線で祇園にある西日本シティ銀行(総務部古屋主任調査役)を訪問した。アポイントは11時半だったが、約10分の遅刻。地下鉄の乗車時間は15分程度だが、飛行機の乗降にはどうしても時間がかかる。 古屋さんは、第1回OUEN塾以来のお付き合いなので気心も知れている。実に誠実なお人柄で、銀行員にありがちな慇懃無礼なところがない。だから、本音の話ができる。 人と人は鏡のようなものだ。人の振り見て我が振り直せ。私も、お付き合いする人たちには、古屋さんのような応対を心がけたいと思う。
古屋さんとは、30分の予定が倍の1時間の打ち合わせになった。改めて、そもそもOUEN塾を開塾した目的とは?から、2回のOUEN塾の実績と反省、これからのあるべきOUEN塾の話になった(毎年開催していると、その本質を見失って、なぁなぁで流してしまうことになりがちになる)。 また、第1回、第2回と続くと反省を踏まえた進歩がある。進化形のOUEN塾であるべきだ。
原点からの話し合いは大いに意味があった。
西日本シティ銀行への学生の訪問に当たり、私は3つの切り口から3時間のプログラムを検討していただきたいとお願いした。
①福岡の地域活性化と西日本シティ銀行の役割
②「21世紀は女性の時代」と西日本シティ銀行
③「金融機関は構造不況業種」と叫ばれていることに対して、西日本シティ銀行はどう答えるのか。これからの同行の進むべき道とは?
通り一遍のリクルートのプレゼンでは、学生は西日本シティ銀行が魅力ある会社であるとは思わないのではないか。
学生の心を震わせる、これが「地域金融機関の目指すべき道」だという、インパクトのあるプレゼンが、「先端を行く“西日本シティ銀行”」として学生の中に伝染していくのではないか。
OUEN塾は目先のリクルート活動ではない。
福岡を愛し、福岡に根を下ろし、福岡をますます元気にする、真っ直ぐで、熱意ある若者を育てることが目的なのだ。「急がば回れ」だ。
これは西日本シティ銀行だけのことではない。全ての協賛企業に通じることだ。勿論、一番は私のことだ。
福岡での1週間のスタートとして、実に有意義な話し合いになった。
小林 博重
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