暑気払いの効用

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初めてスカイマークに搭乗した。福岡着9:40だったため、10時アポの博多駅傍の会社はギリギリだ。ところが、飛行機の機材の不具合で別の飛行機に乗り換えてくれとのアナウンス。出発は当初の7:40から8:55と1時間15分の遅れだ。10時のアポはドタキャンになる。一旦飛行機を降りて整備された飛行機に乗り換える時間に先方にはドタキャンのメールを入れた。仕方ないこととはいえ、何が起こるか分からない。何事もゆとりを持って行動することだ。
昨晩、妻と外食をした外苑前の四川料理店はリーズナブルで美味しかった。ご夫婦で四川から日本に来て外苑前でお店を出しているのだとか。錦糸町に住んでいて、少し外苑前は遠いが、近くに伊藤忠をはじめとしたオフィスがあるので月〜金はランチはとても忙しいのだとか。夜の部も繁盛しているのだろう。しかし、土日はいつも閑古鳥が鳴いていると。では、土日は休業日にすれば。ご夫婦の個人事業主だから年中無休なのだとか。それはまた大変だ。私も年中無休だが、オンとオフが一緒になっているから年中休みでもある。本当の年中無休は、妻の介護とご夫婦の中華料理店だ。いずれも労働基準法は適用されない。堂々とした年中無休だ。こんな年中無休には頭が下がる。
8月31日に安藤裕美さんが私の事務所にいらっしゃるので、この店で、私と妻と安藤さんとで暑気払いでもやろうと思った。3人に加えて、私のメンターで妻の妹のような水谷歩さんにも声掛けして、4人で暑気払いをすることになった。暑気払いしても暑さは払えない。それにかこつけて懇親を深めるのだ。この2人は情があって温かい。そして品性が上品だ。人の心は鏡のようなものだから、私も彼女たちに会って心が洗われることが度々だ。そのような人たちとの懇親会は何よりの心のオアシスなのだ。 私は算数や数学は苦手だし、理屈で人を説得する術はからきし持ち合わせていないが、情の世界でなら、誰にも負けない自負がある。情の海川で滔々と生きている。
そうこうしているうちに飛行機は間もなく福岡空港に到着する。少し遅れるかもしれないが11時アポの祇園の西日本シティ銀行本社を訪問だ。
これから福岡・北九州の1週間が始まるのだ。
小林 博重
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